表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【7人で】集まって書いてみた【合作小説】  作者: 倉間鴇 棗草 瑞水鈴 継霧音汰 雪星茜音 藤田稔 飴玉
6/8

別れと始まり

お初にお目にかかります、雪星 茜音と申します。

拙い文ですが、最後まで読んでいただけるとありがたいです。



バレットは僕の髪に櫛を通し、髪を切っては纏め、を繰り返している。

無言ではなく、時々彼は僕に向かって声をかけてくる。

どの長さまで切っていい、など様々な事を聞いてきた。

どの位の時間が経ったのだろうか。

突然、バレットが、小さく、あっ、と言い、僕に声をかけてきた。


「そういえば、君の名を聞いていなかったね。君の名はなんだい?」

「僕は……ミヒロ、西条心宙」



ミヒロが名前を告げた瞬間、彼の顔から血の気が引いた。

まるで、恐ろしいものを見た時のように。

彼は恐る恐る、声を震わせながら、ミヒロに訪ねた。


「君、もしかして……東洋人…?」

「そうですけど…」



彼は持っていた櫛と鋏を投げ捨て、ミヒロから距離を置いた。

そして、泣き叫ぶようにこう言った。


「今すぐに、出て行ってくれ!!!僕のこともこの家でされたこともすべて忘れてくれ!!!」

「バ、バレット…?」

「早く出て行ってくれ!!!さぁ、荷物を持って!!!早く!!!」


彼はミヒロに荷物を押し付け、自宅から押し出した。

そして、大きな音を立てて、ドアを閉めた。


「バレット?!ここを開けてくれ!」

「君は、ここに居てはならない……荷物の中に、方位磁針が入っているから、北東の方向に向かって進み続けろ、そこには、君を助けてくれる奴らがいる。その荷物の中には服と数日分の食料、少しだが、お金も入っている。それで、北東の街まで行ってくれ、ここは危険すぎる。さぁ、はやく。」


僕は何がなんだかさっぱりわからなかった。

だが、彼の言うことは聞くべきだと何故か思った。

小さな声で、助けてくれてありがとう、と呟き、方位磁針を手に北東の方向に向かって進み始めた。




僕の不思議な旅はここから始まったのだった。


はい、改めまして、こんにちは。

ようやく主人公の僕の名前が出ましたね。

西条(サイジョウ) 心宙(ミヒロ)です。はい。

とりあえず、全盛期が過ぎ去り、退化が激しく進む私の文才。

私の全盛期は丁度4年前です。かなり昔ですね。

まぁ、そんな感じで退化が激しく進んでいますが、よろしくお願いします。

次は藤田稔さんです。

よろしくお願いします(*´ω`*)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ