表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自縄遊戯  作者: とにあ
338/419

夏に変わる恋

お題ひとつ

 ぴしりと路線変更冬の俺から夏の俺へ。

 大変身とはいかないし役立たずが役に立つ日は来ないけれど。変わっていくのはとまどいと勢いに満ち溢れてる。俺はその躊躇すら愛しいのさ。なんて嘯いて見守ってくれる君に手を伸ばす。ゆらとしなやかで滑らかな手首にシャラリと揺れる金鎖のブレスレット。そっと掴んだ手首はやはり細くてどこまでも俺を慎重にさせる。

 好きなのは君なのか、君の手を掴む俺なのか?

 自分の心すら見えないままに俺は変わっていく。

 掴んだ君の手をはなしたくはないんだ。

お題は『役立たずが役に立つ日・冬の俺・その躊躇すら愛しいのさ・路線変更・掴んだ手首はやはり細くて』です


shindanmaker.com/35731

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ