僕と君
使用お題ひとつ
1:「涙」「青」
君が僕の代わりに泣くものだから、涙をこぼすことを忘れてしまった。
君はもういないのに、青い空を見上げる僕の目から水分が零れ落ちることはないんだよ。
2:「終わらない夢」「映画」
あなたは夢の中にいた。
小さな頃から見続けた夢の登場人物。
よく知ったぜんぜん知らないあなた。
繰り返される夢は映画のよう。
繰り返されて繰り返されてどちらが現実かわからない。
またあなたに会いたくて私は終わらない夢を耐えていく。
3:「朝焼け」「会心の一撃」
朝焼けを見ながらコーヒーの香りを楽しむ。
つまらないままに流された生き方。
視線の端にせかせかと歩く女学生。
前を見ていない少女と点滅しはじめる信号機。
狂ったブレーキ音。
カップを投げ捨て少女の腕をひく。
驚いて見上げてくる君の瞳は会心の一撃だろう?
4:「小さな幸せ」「それが大事」
少し、老けてるけどあなたがいた。
出会えた。
それが大事。
嬉しくて泣きそうなのにあたたかい雨が降ってくる。
あなたの涙を受けている。
小さな幸せなんかじゃない。
これ以上なく私は幸福だ。
5:「喜び」「ダメ、絶対」
喜びは隠さなくてはいけない。
彼女と僕の歳の差を思えば禁断と言えると思える。
それに死者と重ねるような真似はしてはいけないだろう?
君は強気にニヤついて。
「私が襲えばいいわよね!」
ああ、もう。
なにを言ってるんだ。
「そんなことはダメ、絶対。自分を大事にしなさい」
「自分の心を大事にしてるの!」
僕と君の会話は平行線。
指をつきつけ君は宣言する。
「数年後を覚えてなさい!」
とにあさんへのお題は
1:「涙」「青」
2:「終わらない夢」「映画」
3:「朝焼け」「会心の一撃」
4:「小さな幸せ」「それが大事」
5:「喜び」「ダメ、絶対」
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