第三話 生え際!?
同僚からの疑問を、そのままぶつけてみました!
婚礼の儀式は、簡単に終わった。
が、最後の締めは、小孤がブーケを投げ、小さな女の子が受け止めるという、近代的なものだった。
スーツの男女は帰っていき、境内には秋尾と小孤だけが残された。
「さ、あたしたちの住居は、奥の母屋だよ。」
そう言うと、秋尾を連れ、小孤は一際大きな一軒家に入る。
なんというか、大きいが、普通の家だった。
オール電化で、ソーラーパネルと燃料電池が大量に設置されている。
電気に困らないだろう。
ふいに、秋尾は、ある疑問を小孤にぶつけた。
「尻尾の生え際って、どうなってるの?」
すると、小孤は顔を赤くした。
「うーん・・・そのままエッチしちゃう?」
「う・・・うん・・・」
小孤は、するすると服を脱いでいく。
決して豊満ではないが、肉付きのいい肢体が秋尾の目に入った。
やがて、穴の開いたパンツを脱ぎ捨て、後ろを向く。
「こんな感じ・・・」
秋尾は、生え際を手探りで調べてみた。
どうやら、尻尾の骨が九つに分かれている・・・つまり、そのまま放射状に生えているようだ。
「あんっ!これ以上さわったら発情しちゃう!」
「そしたら、困るの?」
小孤は、ぶんぶんと首を振る。
「でもね・・・そこを触らせていいのは・・・だんな様・・・秋尾君だけだよ・・・」