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ある日突然美少女になってしまったが、平穏な生活ができれば俺はそれでいい  作者: Astlia
プロローグ

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第3話 来訪者はどんな人?

 ブックマーク登録や評価を付けていただいた方、誠にありがとうございます。

作者執筆の励みになりますので、まだの方でこの作品が気になっているという方はぜひよろしくお願いします。

☆1つでも構いません。けどできれば3つは欲しいなー(小声)

 翌日、今日もまたいつもより遅い9時に起きてしまった。どうもこの体なれないな。まあ今まで男だったのに急に女になって、慣れろっていう方が無理な話だ。


 とりあえず身支度を済ませて、急性性転換症課の人が来ることを待つか。


 こんなブカブカな服で出ていいのか。胸とか見えそうなんだが。男の人だったらどうすればいいんだよ。こんな体じゃ、私、抵抗できない!!


 うん。我ながらかなりしんどい。


 まあそこは良識ある大人の方か普通に女性の方が来ることを祈ろう。



 

「ピンポーン」


 チャイムが鳴った。どうやら来たみたいだ。俺はすぐに玄関に向かいドアを開けた。

 

「どうも、初めまして!私は急性性転換症課の来栖佳奈くるすかなです!よろしくお願いします」


 元気いっぱい挨拶された。いやいや聞いてないって。こんな美人な人にニコニコ笑顔向けられたら、根が陰キャの俺はキョドっちゃうって。ほらその証拠に、


「あ、は、初めまして、有栖川朔夜です」


 こんな喋り方になってしまった。


「いや〜。声も顔もめちゃくちゃ可愛いですね!えへへ〜」


 こ、この人、なんか喜んでいやがる!ちょっと別の意味で!はっ、もしかしてそっち系……。心なしか笑い方もかなり残念に見える。美人の無駄遣いっていうのはこういうことを言うのか……。


「……。とりあえず説明をお願いします」


 俺は残念な美人さんのことを考えるのを一旦やめて、家に入るよう促す。


「そんな、いきなり男の人の家に招き入れられるなんて……。なんだか緊張しちゃいますね」


 いきなりからかってくるものだから俺は動揺してしまった。


「冗談ですよぉ。それでは、お邪魔しますね」


 そんな俺の動揺に気づいてか、気づいていないのかはわからないが、来栖さんがふふっと笑ったように見えた。なんかムカつく。ピュアな少年(今は少女の見た目だが)をもてあそぶなんて。


 とりあえず来栖さんには椅子に座ってもらう。


「今お茶を淹れます」


「お構いなく」


 俺がお茶を淹れていると来栖さんが話しかけてきた。


「つかぬことをお聞きしますが、有栖川さんは一緒に居たいと思う女の子はいますか?」


 ……ッ。び、びっくりしたぁ。いきなり何言ってくるんだこの人。危うく淹れたお茶を思いっきり溢すところだった。


「おっと。少し言葉が足りませんでした。学校で一緒に行動できて、今回の件に協力してくれそうな女の子はいるか聞きたかったんです」


 いやいや、少しどころじゃないわ。ほとんど内容違いますよね!うーわ、来栖さんニヤニヤしてらっしゃるわ。いい性格してるなー。


「な、なるほど。そんな人俺には居ないですね。男でも協力してくれる人いませんよ。何せ俺には今通っている高校に友達がいませんので」


 沈黙……。ヤメテ、来栖さん、俺のライフはもうゼロです……(泣)


「そうですか、それは意外ですね」


「え、以外……?なぜそう思うんですか?」


「実は急性性転換症によって性別が変わる際に、もともとそれなりの顔なら性別が変わってもそれなりに、整っているなら整っている顔になるんですよ。単純に顔のパーツが似ているという場合もあります」


 なるほど、そういえば俺は何故か美少女になったんだっけ。


「有栖川さんはすごい美少女さんになっているようなので、もともと顔が整っている方なのかなと思いまして。イケメンには男女関係なく人が寄ってくるでしょう?」


 うーん、イケメンなんて言われた記憶はとりあえず1年の時はなかったよな?あーでもアイツは「お前はイケメンなんだから、まずはその長い前髪をなんとかしろ」と言ってたような。


「ちょっと待っててください」


 俺は来栖さんに声をかけて、スマホを操作する。あった、これでいいか。


「これ、俺です」


 俺はそう言って、入学式の時の写真を来栖さんに見せた。


「あーーー、これは……」


 今度は残念なものを見る目ではないな。呆れられていると言った方が正しいか。


 来栖さんは俺の写真をもう1度見て少し残念そうな顔をしていた。





 「続きが気になる!」

 「残念系美人てむしろ可愛い!」

 「主人公くんも大概だろ!」


 って思っていただけたらぜひ応援と☆での評価をよろしくお願いします!!

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