一日目
目を開けばそこは西洋風の街があった。
そしてめちゃ目立つ宝箱があった。
初期装備的なやつかと思い開けてみるとそこには一冊の本が入っていた。題名は黒のチームの方へ、運営より。
というものだった。読んでみると、まず1行目には、
【黒のチームは最初に見つけたの一人しか入れません。でもその代わり、あなたはかなり運がいい人か、相当な切れ者だと思っています。】
ハ?いやそんなわけ無いだろ
【そして、他陣営のプレイヤーは敵となります。つまり物凄い鬼畜ゲームとなるでしょう。ですが、安心してください。普通のプレイヤーは始まりの街から始まるのですが、闇のプレイヤーはこの闇の街から始まり、いつでも入ることができます。そして、この闇の街には他のどの街にもない、最強のステータスに設定してある装備がうっています。また、スキルの販売もかなり豪華な品揃えとなっておりますので、負けることはほぼないでしょう】
その次には闇の街の地図と、始まりの街の地図、そして、第一層の地図が乗っていた。
(なるほど?な、ならこの称号も黒チームに入ったやつにしかもらえないのか?ユニーク称号とか…、ちょっとうれしいけど、うれしいけど!あの三人とできないのか…)
そして、最後のページをひらくと、
【これは運営からの密かなプレゼントです。あなたはテイマーなので、この3つのたまごどれかを1つ差し上げます。どのたまごも育て、飼育するのは大変ですが、どれも最後には神獣級になります。ほしいたまごをタッチしたらもらえます。では、私達からは以上です。健闘をお祈りしています。】
とのことだ。いや祈られてもっ!
ま、まぁたまごをまず選ぶか、
・神獣フェンリルのたまご
・神獣フェニックスのたまご
・幻獣ユニコーンのたまご
え?いや、豪華すぎるんだが。
(ど、どれにしよう…全部欲しいよこんなん…でもなぁ…あぁこれかなぁ…いやぁ〜
〜5分後〜
(よし!フェンリルにする!この中で一番強いイメージあるし!)理由糞って思っそこのお前、そのとおりだよ。
《フェンスのたまごでよろしいですか?》
〈Yes(興奮気味)〉
すると、眼の前に自分の顔と同じくらいのいい気さのたまごが出現した。本を投げ捨てそれをキャッチすると、めっちゃ重くて足の上に落としてしまった。それだけでHPが3分の1減ったのと骨折のデバフがついた。中に何が入ってんだよ…これ…
次話、やっとモンスターと戦います。
フェンリルともご対面!?