復讐(軽め)
「……ほんっと、薄気味悪い子ね。私はなんでこんな穀潰しを生んだのかしら。」
「おかーさまは悪くありません!悪いのは、ダメなおねーさまです!」
「まぁ……!なんて、優しいの!私の天使!!」
うっぜぇ。シンプルにうぜぇ。
「あら、リュカ王太子がいらしたようね。扉の前でお待ちしましょう。……あなたも、お辞儀くらいできますよね?」
(コクッ)
「そう、ならさっさとしなさい!」
少し間が空いてガチャリとドアが開いた。
そこには、金髪碧眼の天使がいた。
……か、かわいい。すごく王子様って感じだ。
「お久しゅうございます。王太子殿下。」
「えぇ。おひさしぶりです。ブランシェット夫人。」
と、言いつつ私に目線が釘付けにされている。
……思ったより、私に惚れてくれているらしい。
「初めまして。私はリュカ・エティエンヌ・グランデと申します!」
すっごい嬉しそうに話しかけてきた。
かわいい。
(ペコリ)
「あぁ、すみません殿下。ライラは声が不自由で声が出ないのです。……その上に勉強もせず、家に閉じこもり、使用人にも強くあたり、妹をいじめる始末。家族の私がこれをいうのは心苦しいのですが、本当になにもできにゃい…できにゃ…でき○☆♪娘なのです!」
めっちゃ噛んだー(笑)やっと効果が出てきた!ちょっとした失敗をし続ける呪い。……まぁ、ちょっとしたって言いつつかなりひどくなっていくんだけど。
「そ…そうなのですか。そのようには見えませんが。」
王子は噛みまくった父と、私の悪評に動揺したり、笑いそうになったりで大変そうだ。
「そうにゃのれす!……です!私はアホなのです!…………っ!?」
「「お父様!?」」
「ブランシェット公爵!?」
うっわー(笑)自分のことをアホって言った(笑)
なんかもう、父は真っ赤だ。そして、家族は真っ青、王子は真顔(すっごい感情を押しとどめてる感じ)。
側から見てると面白い。
でも、ちょっとリュカ王太子がこわい。
「……あはは、面白い冗談ですね。公爵。……私はライラ嬢に婚約を真剣に申し込みに来たのですが。」
「も、もちろんにございみゃす!…ます!私はバカなのです!……っは!」
今度こそ重い沈黙が降りた。
父は真っ青だ。いや、なんかもう真っ白だ。
「…だ、旦那様はお疲れのようですわ!すみません殿下、ここからは私がお相手をすることをお許しください!」
「……許しましょう。それで、ライラ嬢が本当に先ほど言っていたようなことをするのですか?」
「ええ。それはもう。酷いものなのですよ。」
うふふ。今度は貴方が恥をかく番よ。
私の手のひらの上で転がるのよ。
続きはよ!や、面白い!って思った方は評価してくださると、作者喜びます!
⬆︎厚かましいよっ!って思わないでくださいね!これは、作者のやる気に直結するので!