3/3
3
転生系
外に出るときは手袋をつけ、家にいるときは30分に一度は手を洗う。
誰かが触ったものは食べたくないと自分で料理をし、パンやサラダはほとんど食べない。
そんな潔癖症の男が転生することになった先は中世ヨーロッパ位の衛生観念の場所だった。
汚物は窓からポイ捨て、体は滅多に洗わず香水でごまかし、地面に落としたものも勿体ないからそのまま口へ
そんな場所で男はどう過ごすのか...
「もう人里離れたところで生きていこうかな...」
転生ものお決まりの、神との邂逅で能力を貰う場面で自分が汚れだと認識したものをキレイにする力を貰って転生
赤子の時から既に意識は芽生え、おかげで周りの汚さに絶望する
部屋すら汚いからキレイにしたいのに、赤子ゆえに何も出来ない絶望の時を過ごし、ある時にようやく自分の力の使い方を知る
すぐに部屋をキレイにして、心がようやく穏やかになる
後は能力を駆使して毒を汚れと見なして食糧確保したり、病的な潔癖症に周りがドン引きしたりのストーリー展開がイメージしやすそう