シーン2:過去の負債
GM:男はリビングルーム内をぐるりと見回し、トトリテさんの顔をぎろりと睨みつけます
リタ:睨まれたわけじゃないけどぴゃあってなります
クレア:なんだかこわいひとたちだぁ
アンス:ティオさんにドクダミを渡しておこう
バアム:くさーい
ティオ:受け取りたくないなぁ(
アンス:これでお茶を入れるんだ
ズヴィスター@GM:「不躾な訪問で失礼。しかし、こうでもしないと逃げられてしまいそうでね」
ズヴィスター@GM:「私はズヴィスター・ラッカ・カプリチウスコン子爵である。その手配書を撒いたのも私だ」
リタ:同感なので何とも言えない
バアム:ですよねー
トトリテ:「ぬははは」 ぬははは
ズヴィスター@GM:「さて、私の訪問理由は察してもらえていると助かるが」
ズヴィスター@GM:「そこのグラスランナーは半年ほど前に我がカプリチウスコン家所有の飛空艇に無断乗船した挙げ句、動力源であるマギスフィアを損傷させ、飛空艇ごとスクラップにした」
ズヴィスター@GM:「飛空艇、人員、積荷……膨大な被害が出たものだ。我々としても子どものおもちゃとして済ませられるほどの額ではなくてね。独自にこのグラスランナーのことを追いかけていたのだよ」
トトリテ:「ぬははは、ぐうの音も出んな!」
リタ:「あわわ……」 思ったより被害甚大であわあわしてる
クレア:「……」 ようすを みている
バアム:「人命的被害は出たのですか? 失礼、私はここのコックをしている者です」
リタ:冒険者と名乗らない兄弟
クレア:冒険者は副業
アンス:庭師です
バアム:肉屋です
ズヴィスター@GM:「幸い、航路は海上だったのでね、人的被害は最小限に抑えることができたがね」
バアム:「そうでしたか。」
ズヴィスター@GM:「有り体に言えば弁償をしてほしいのだが、私としても被害額をすべて払えとは言わないよ。グラスランナーの寿命限界は不確かであるというのが通説だが、一生あっても払いきれるものではあるまい」
ズヴィスター@GM:「……代替案として、飛空艇の動力源として使用することのできるマギスフィア。これの発見、回収で我々の飛空艇を落としたことは水に流そうじゃないか」
トトリテ:もしかしてこの人めちゃくちゃ優しいのでは?
リタ:優しい
ティオ:優しいな
アンス:なるほど。ハムスター2匹くらいでどうにかならないだろうか 回し車で
リタ:エコ
クレア:寿命が短い
トトリテ:「ふむ、なるほど」
リタ:「飛空艇のコアですか……」
バアム:「そのマギスフィアを手に入れればトトリテやフラジールくんは許されるのですね」
ズヴィスター@GM:「もちろん断っても結構。何なら外にいるドラゴンに乗って飛び出せばよろしい。そのときは、この冒険者の店のマギスフィアを剥いで持っていくだけだがね」
ズヴィスター@GM:「グラスランナーが珍しく、ここの店に飽きもせず入り浸ってるそうじゃないか。気に入っているのかね?」
トトリテ:「ぬははは。ここに居れば飽きることはないのでな」
クレア:まぁ……飽きないよな……
トトリテ:うん……
アンス:「ふむ、期限などはどう考えていますか?」 10年後、20年後というのも可能という事……!
ズヴィスター@GM:「期限か。今すぐに」
リタ:「ふえっ!?」
アンス:「なるほど」 強盗か
ズヴィスター@GM:「今すぐにどうするか決めたまえ。悠長に待つほど私は暇ではない」
リタ:「あわわ、今すぐにマギスフィアを出せと言われるのかと思いました……」
アンス:決めるだけか、今すぐ寄越せって言われたらそこにある飛空艇から剥ぎ取って渡すしか無かったじゃん
バアム:「追っていた指名手配の犯人を前にしても怒りを抑え、トトリテに対して良い条件を提示していただけたのです。すぐに決断するよう申し出るのは当然ですよ」
トトリテ:「マギスフィアを見つけてこればよいのだな? うむ、ならば見つけるまでよ」
ティオ:「見つけるといっても、そんなマギスフィアのある場所なんてありましたっけ」 前回の遺跡のマギスフィアとか?
ズヴィスター@GM:「ほう、心当たりがあるとでも?」
トトリテ:「ない!」
リタ:「オレ、その条件を受けたいです……けど、そういうマギスフィアの当てってどこにあるでしょう……?」
トトリテ:どっかにマギスフィアの成る木とかないだろうか
クレア:これから植えるしかないですね
アンス:しょうがない、20年待ってくれ
リタ:できればフローティングマギスフィア大が成る木でお願い
アンス:200年待ってくれ
GM:うーん悠長
トトリテ:金のスコップでマギスフィアを埋めよう
ティオ:どう森感
バアム:マギスフィアの木
トトリテ:飛空艇のコアになるサイズってどれぐらいのものなんだろう
GM:かなりでっかいやつというふんわりとした認識があるGMだよ
ティオ:でっかいやつ
クレア:サイズっていうか質のイメージだな私。いやまぁ小さいとは思わんし少なくとも一抱えぐらいはあると思うけど
アンス:質が高いと冷却装置とかも大きくなってくるんじゃないかなーと勝手に
リタ:マギ15で作れる小型飛行船がマギスフィア大5だから、最低でもそのくらいはありそう
フィニスト@GM:「なあ、話を進めるのは結構だが、子爵さんよ。これは冒険者への依頼として契約を交わしたほうが互いのためになるんじゃないか?」
フィニスト@GM:「トトリテはうちの冒険者だ、ならともに責任を負うのは店の役目だろう」
フィニスト@GM:「だが、そいつらと個人的に契約されると、こちらからも手は出せねェ。アンタにとっちゃ、こんなド田舎まで来て成果なし、ってのが一番堪えるだろう?」
ズヴィスター@GM:「ふむ、つまり?」
フィニスト@GM:「“バーバ・ヤガーの家”のコアを担保にするってこった。それなら万が一見つからずとも後腐れはないだろう」
バアム:「フィニスト……」
アンス:「……そりゃあ、何としてでも見つけないとね」
トトリテ:「……よいのか?」
フィニスト@GM:「まァ、これくらい発破かけときゃオマエらも必死こいて探すだろ! 頼むぜ、ワッハッハ!」
リタ:「はい、がんばります!」
バアム:「大事な仲間の為、どこへでも飛び回る覚悟です」
トトリテ:「うむ、うむ。勿論だ。感謝するぞ、フィニストよ」
ティオ:「この場所も仲間もは失いたくないですからね、死ぬ気で探します」
バアム:「無事帰ってきたら、皆で美味しいシュウマイを食べましょう」
ズヴィスター@GM:「……亭主がそこまで言うのならばそうしよう。郷に入っては郷に従えという」
フィニスト@GM:「よし、決まりだな。報酬は……こっちで出すか。ひとりあたり6,000Gくらいでいいか?」
リタ:「出るんですか?」
ティオ:「……いいんですか?」
トトリテ:「常々世話を掛けるな」
フィニスト@GM:「今回の依頼、言い換えりゃオマエたちが“バーバ・ヤガー”のコアを守ってくれるってことだからな。相応の報奨がないとやる気も出ねェだろ」
リタ:「オレがトトさんと一緒に冒険したくてやってることだから……でも、助かります」
バアム:「(このお金はフィニストから我々への気持ちということですよ)」 リタちゃんにみみうち
リタ:「(今でも十分もらってるんだけど……そういうことなら)」 とバアムさんに頷いて耳をぱたぱたします
ハガネ@GM:「で、マギスフィアのアテのことだが。お宅らもあちこち出歩いてるが、本当に心当たりはないか?」
ティオ:「マギスフィアと言うと少し前に行った水中の遺跡でしょうか。」
トトリテ:「ふむ、だが件の遺跡はもう取り尽くしただろうしな」
バアム:「あそこは行き止まりまで探しましたね」
アンス:「もう大分離れてしまったからなぁ」
ズヴィスター@GM:「水中の遺跡?」
バアム:「ん? そういえば遺跡を管理している機械がありましたね」
ティオ:「遺跡の動力源になっていたマギスフィアですね」
リタ:「あれを取ると遺跡が水没しますが……バアムお兄ちゃんの魔法があれば大丈夫かな?」
バアム:「そうですね。マギスフィアを回収したとして、急いで戻れば魔法が切れることは無いでしょう。」
GM:クレアさんさっきから無言だけど背景でクエスチョンマーク飛ばしてる図しか見えない
クレア:わりとそう
ティオ:首傾げすぎて帽子とれないようにね
ズヴィスター@GM:「ふむ……湖底遺跡か。シェス湖の深度を考えると湖上からアンカーを伸ばすのでは足りない……」
GM:子爵は連れてきた傭兵兼魔動技師ともにょもにょ確認を取っています
傭兵@GM:「冒険者の目測を信じるなら、おそらくは問題ないかと」
ズヴィスター@GM:「ではそれで行こう。諸君、聞きたまえ」
ズヴィスター@GM:「我々は飛空艇ごとその湖底遺跡まで潜航し、マギスフィアを回収する。まずは君たちと我が飛空艇の魔動技師が遺跡に入り、マギスフィアの取り外しと撥水処理を行なう。次いでアンカーで固定、そのまま安全な場所まで引っ張り上げる」
ズヴィスター@GM:「単純だがこれが最善手だろう」
ズヴィスター@GM:「君たちには技師の先導、また飛空艇、マギスフィアの防衛に努めてもらいたい。蛮族どもは魔動機械に興味を示さないとは言うが、蛮族領の中央なのでな。大掛かりな仕掛けを行なうのだ、何かしらの妨害が予測される」
バアム:「わかりました。一度往復した場所なので大丈夫です」
ティオ:「了解しました。」
トトリテ:「うむ、それでいこう」
リタ:「はい!」
バアム:「大きな魔動機ロボットも倒したので、内部は安全でしょう」
リタ:「一回やっつけたし、もし二回目出てきてもまたやっつけるだけです」 フラグを建てておこう
アンス:「……分かった」 合理的なのは分かるけどこいつに従うの腹立つなってやつ。あると思います
トトリテ:あると思います
GM:アンスんはいつも反抗心を燻らせているなあ(
クレア:反抗期
ティオ:飛空挺燃やさないでね
リタ:フラグ
ズヴィスター@GM:「あとは……そうだな」
ズヴィスター@GM:「この作戦には我が“星のかけら号”が必須となる。よって“バーバ・ヤガーの家”から目を離さなければならなくなるわけだが……」
フィニスト@GM:「逃げる心配でもしてるのか? 仮にも依頼として受けたんだ。店の沽券に関わるようなことするかよ」
バアム:フィニストさんの心臓に指輪でも引っ掛けるのかな?
アンス:ジョセフー!
クレア:解毒薬を手に入れないと
ワシリーサ@GM:「まあまあ。フィニストくんとハガネくんは“バーバ・ヤガー”の操縦をしなくちゃいけないし、信じられないならわたしが行くわ。よろしい、子爵様?」
ズヴィスター@GM:「失礼だが、君は?」
ワシリーサ@GM:「ワシリーサと申します。いまは“バーバ・ヤガーの家”でお世話になっていて、えーと、フィニストくんのお友達です」
ワシリーサ@GM:「フィニストくんならたぶん、わたしのことを見捨てないでくれると思うわ、たぶん!」
バアム:通りすがりの神像です
GM:壊れたトラドールの女です
ティオ:えぇ……
リタ:自己紹介で却って自己が分からなくなる
フィニスト@GM:「二回も言うな。……そんなこたしねェよ」
ワシリーサ@GM:「ふふ、ありがとう」
ズヴィスター@GM:「……いいだろう、お嬢さん。では私の船にご招待しよう」
ズヴィスター@GM:「冒険者諸君、出発準備を整えたまえ。いまから進路をシェス湖に向け、早速作戦を開始する」
アンス:「りょーかいですっと。」
バアム:「安心するのは早いですが、良かったですねトトリテ、フラジール」
トトリテ:「うむ、皆には感謝せねばな」
フラジール:『ありがとう……ほんとうに……うっうっ』 さめざめ
クレアが【ラック】行使、リタが〈潜行弾〉をいくつか買い足して、一行は再びシェス湖へと移動する。ちなみにラースチャは本格的に巻き込まれる前にさっさとカシュカーンへ帰還したようだ(ラースチャ「ぐっどらーっく。面白いお土産話期待してーます」)。
クレア:というか脅し文句にbbygのコア持ってくぞって言ってたけど、bbygはトト様の所業知って登録させてたわけじゃないし普通に強盗だよな……
GM:そうだよ
トトリテ:そや天
クレア:思ってはいたんだけどうまいツッコミ方と突っ込ませ方が思いつかなかった(
バアム:ワタシハーアンナヒトダトシリマセンデシター(音声加工)
ティオ:強盗されたら返り討ちにすればいいのでは感でてくる(出てこない)
GM:子爵側としては、トトさま側がそういう方向で責任逃れをしようとするなら、周りの冒険者たちを焚き付けて逃さないようにして正当化するつもりだったんだけど、トトさまが割に素直だったというか
トトリテ:トトさまはいつだって素直だよ 食に
ティオ:食に
リタ:食……




