表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/65

シーン2:置き“去り”多発注意・1


 賑々しくカシュカーンの町並みを練り歩き、冒険者たちはよろずや“鵞鳥白鳥”まで移動する。大通りからは少し離れた町の外側にこじんまりと立つ小さな雑貨屋は、隣に小規模な厩舎が併設されているのが大きな目印だ。

 店に近づくにつれ、待機中らしい、ワイバーンやヒポグリフなどの翼を持つ騎獣がブラッシングを受けたり、干し草の上でまどろんだりとリラックスした姿を見ることができる。ラースチャが駆る黒いワイバーンも、うとうとと厩舎の中でまどろんでいるようだ。


フラジール:うわっみたいな顔してトトさまの後ろに隠れます

リタ:「わあ、空を飛ぶ騎獣がいっぱい!」 耳をぱたぱたしてます。

クレア:ライダーギルドみたいだぁってちょっと目を輝かせてきょろきょろ

アンス:「これは壮観だな」

ティオ:「すごいですね~」

GM:というか町中でフラくん出してんのかw

トトリテ:フラくんが居ないと倫理的に詰むねんな

アンス:既に1週間たつから町の人慣れてそう(

クレア:インファントぐらいなら……? どうだろ

リタ:出しとかないと、カシュカーンの町の人が飢え死にしてしまう

ティオ:誰か抑えてあげなよ

GM:まあいっか! いいや!

バアム:かわいいから問題なし(

トトリテ:飼い主より知能高いから大丈夫

GM:知らない騎獣のにおいを嗅ぎつけて、ワイバーンがぱちりと目を開けました

バアム:目と目が合う

ワイバーン@GM:アアンテメエ乳クセエドラゴンジャネエカオラァン

GM:ほかの騎獣もフラジールくんに対してちょっとそわそわしている様子です

フラジール:フ、フシャーッ! フシャーッ!(半べそ)

トトリテ:「人気者であるな」

フラジール:『うう……竜社会でよそ者は迫害されるんだ……』

バアム:「しっかり胸を張っていれば大丈夫ですよフラジールくん」

トトリテ:「そうであるぞ。喰っちまうぞ!みたいな気概でゆけばいいのだ」

フラジール:『パワーバランス的には被捕食者なんだけどなあ……うう……』

アンス:そういやブラッシングしてるのは前あった人?

クレア:「こんにちは~。御主人さんはいらっしゃいますか?」 なんてワイバーンに声をかけてみるテスト

GM:ラースチャの姿は厩舎の中には見えませんね

バアム:「いないようですね」

ワイバーン@GM:鼻の頭でクレアさんの帽子をいじろうとしています

クレア:きゃっきゃとワイバーンの鼻撫でてます。危機感/zero

アンス:やんわりガードしに行きます(

ワイバーン@GM:フンスフンス

アンス:「(ちょっとは警戒してくれないかなぁ……)」 とか思いつつ帽子上から抑えてよう……

リタ:「(クレアお姉ちゃんの帽子……押さえられない……)」 背伸びー

ティオ:その光景を後ろからニヤニヤしながら見る爺します

GM:ラースチャがここにいず、かつワイバーンも厩舎にいるということは、もしかしたら店内にいるのかもしれませんね 

アンス:じゃあ出てくるように煙でも送り込むか……

リタ:隙あらば放火って感じ

ティオ:犯罪者め

バアム:放火は挨拶

クレア:街中は自粛しよ?

アンス:違うよ、積極的に放火放火言ってないとキャラが薄いんだよ(キャラ性との戦い)

トトリテ:哀しきサイコパス

GM:(放火がなくとも充分濃いのでは? という顔)

ティオ:濃いよ……

クレア:隙あらばガーデニングするだけでも十分感はある。保護者なんだからちゃんとして(保護される側の感想)

アンス:はいはい、頑張って保護します

アンス:「まあ、コレと戯れるのもいいけど、まずは中に行って話を通そうか。行くよー、ほら、トトリテ君とフラジール君もにらみ合ってないでー」

リタ:「そうですね。お店の品物も見たいです」

フラジール:『帰りたい……』

バアム:「まだ来たばかりですよ」

ワイバーン@GM:名残惜しくクレアさんのマントをひっぱりいっときのサヨナラ

クレア:「はーい。ワイバーンさん、また後で!」

ワイバーン@GM:バイバイ

ティオ:「用件が終わったらまた来ましょうね」

トトリテ:「あのワイバーン、中々に引き締まっていて美味そうであったな。フルゥもあんな感じになりなさい」

アンス:何かそろそろアンス君は茎を編んでクレアの帽子に紐を付けそう

バアム:むぎわら帽子

アンス:「後で会いにこようか。ついでにストレリチアをブラッシングしてやるか……」

フラジール:『うん、終わったら帰ろうね。直帰直帰』

GM:幾重も塗り直されたであろう古い黄色の扉を開けようとすると……

GM:SwordWorld2.0 : (CHOICE[アンス,クレア,ティオ,トトリテ,バアム,リタ]) → クレア

GM:悲しいなあ。危険感知判定をどうぞ。目標値12です

クレア:トラブルメーカーのみならずバキュームの才能まで

クレア:2d SwordWorld2.0 : (2D6) → 3[2,1] → 3

GM:店内に入ろうとノブに手をかけた瞬間、店側から勢い良く扉が開かれ、黄色がクレアさんの眼前いっぱいに迫ってきます

クレア:「きゃっ!?」

ティオ:ドアの先制攻撃!

GM:1d6 バーン SwordWorld2.0 : (1D6) → 4

GM:顔面に4点ダメージ

バアム:ペラペラになる奴だ!

トトリテ:カートゥーンでよくあるやつ

クレア:「あうっ!」 顔面だから防護点が作用しなさそうなので4点もらいます(?)

アンス:何かフォローできません?(

ティオ:軽業判定か何かで助けたかったけど見ていたいとPLがいってる

リタ:「クレアお姉ちゃん、大丈夫!?」

トトリテ:「モロであったな」

バアム:「うわぁこれは痛いですね……」

アンス:「っと、大丈夫か? 何だいきなり?」

フラジール:『いたそー』

GM:危険感知判定で14以上を出せば、事前に察知して手を引くこともできますが……よさそうだな(

クレア:このままくらっとこうぜ(?)

GM:扉に下がるベルがけたたましく鳴り響き、頭を引いて回避したあなたの横を青年が慌ただしくすり抜けていきます。店内から「つ、つかまえてー」という声も聞こえてきます。どうしますか?

アンス:じゃあ後ろの仰け反ったクレアをキャッチしておこう……(

クレア:目を回してふらふら

ティオ:「クレアさん大丈夫ですか?」

フラジール:『大丈夫? 鼻血出てない? 舐めとく?』

アンス:「鼻の頭が赤くなってるな。水か何かで冷やした方が……」 とかやってる場合では無いなコレ

クレア:「あうー、一体何が……?」

アンス:「誰かが飛び出して来たようだな」

トトリテ:「急いでいるようであったな」

リタ:あ、逃げてった青年捕まえなきゃなのかな

GM:そのまま見逃してもいいヨ

ティオ:爺ちゃんは捕まえに行こう

トトリテ:グラスランナーなので倫理的なことができない

GM:捕まえに行く場合は「冒険者レベル+敏捷ボーナス」を基準値として判定、目標値13です

ティオ:2d+9 冒険者+敏捷 SwordWorld2.0 : (2D6+9) → 9[5,4]+9 → 18

リタ:おじいちゃんはやあい

GM:アカン、回り込まれた

ティオ:わぁい

アンス:おじいちゃんはべりーふぁすと、べりーくーる

クレア:執事は侵入者の前に立ちはだかるのが常道だからな(?)

ティオ:執事って滅茶苦茶速そうだよね(偏見)

GM:ティオさんは年齢を感じさせないスタートダッシュで店を飛び出した青年の前方に回り込み、そのまま鞘で足を払って転倒させます

バアム:薔薇が舞ってそう

青年@GM:「うわっ!」 ズテーン

アンス:「それ、ティオさん、そいつ逃がさないでねー」

バアム:「お見事です」

ティオ:「おっと、咄嗟の事で加減ができませんでした……すみません、大丈夫ですか?」 捕まえトコ

トトリテ:「なんだ爺、なにを捕まえた。喰うのか?」

バアム:「あの青年がどうかしたんですか?」 ドアあけて中をのぞく

GM:ティオさんが捕まえた青年は、どこにでもいるような普通の青年です。過度に貧富を感じるような服装でもなく、実に健康そうな顔色をしています。涙目で謝罪を繰り返している様子からも、生活に困っているなどの雰囲気は感じられません

リタ:モブ顔の青年

クレア:「? どうしたんです?」 鼻っ面をこしこしして捕り物になんだろ顔

リタ:「泥棒さん?」

ラースチャ@GM:「ありゃあ、お客さんたちだったのかー。こんちゃーこんちゃー」

クレア:「こんにちは!」

トトリテ:「チョコレートの御仁ではないか!」

ラースチャ@GM:「まさか町の中で会えるとは思ってなかったぜー。しかもその困ったくんを捕まえてくれるとはー」

アンス:「やあ、こんにちわ。それで、彼は一体?」

リタ:「こんにちは。あの、これは一体?」

バアム:「こんにちは、ラースチャさん」

ラースチャ@GM:「なんかすごい音したけどだいじょうぶー?」

クレア:「いたかったです……」

アンス:「クレアの鼻の頭がちょっと腫れたくらい。出来れば水とか貰える?」

ラースチャ@GM:「その困ったくんはねー……」

青年@GM:「俺はただ頼まれただけで! いいだろ、盗んでるわけじゃないんだから、物が増えるくらい!」

ティオ:絶対に逃がさないオーラ出しながら連行していきますね

ラースチャ@GM:「ばかたれー。帳簿が合わなくなって困るのはこっちなんだよー」

バアム:「? 何か置いたんですか?」

トトリテ:「なにやら食えぬ事情がありそうだ」

ラースチャ@GM:「とりあえず店内へいらっしゃーい」

アンス:「はいはい、お邪魔しまーす」

リタ:「えっと、じゃあ、お言葉に甘えて、失礼します」

バアム:自分で書いた薄い本とかかな

リタ:いやだなあ……()

トトリテ:盗みたくなる気持ちも分かる

リタ:後で見返したら黒歴史になってそう


GM:ラースチャはあなたたちを店内に案内し、カウンター奥の休憩室へと通します。クレアさんに濡れたタオルと、あとはみなさんにお茶とお菓子を出しますね

クレア:「ありがとうございます」

バアム:チョコレートだ!

リタ:お菓子だ!

ティオ:お茶だ!

アンス:欠食児童たち

トトリテ:チョコレートを大量に頬張っています。リスかな

ラースチャ@GM:「いい食いっぷりだねー」

リタ:チョコレート……食べていいのかな……とか考えてる間にトトさんに食べられるやつでは?

バアム:ポテチの袋あけたら一瞬でなくなるやつだ

トトリテ:喰わんのなら食うぞ? と他人のを食べた後に言います

ティオ:青年見張っていたほうがいい気がして何も食べないお爺ちゃんの図

アンス:そうなるかと思って事前に3つ4つ確保しておいたチョコレートをリタに渡しておこう(

バアム:やさしい

リタ:「ありがとうございます、アンスお兄ちゃん!」 チョコレートひしっ

アンス:クレアは鼻血を出すかもしれないからやめておこうね(ほごしゃかん

ティオ:保護者だ……

リタ:「あまーい!」 かつてない甘さに耳が高速ぱたぱた

ラースチャ@GM:「よかったー」

バアム:「ふふふ、リタもトトリテに負けないくらい美味しそうに食べますね」

リタ:「こんなに甘くておいしいの、食べたことなくて!」

アンス:「あ、僕コーヒー下さい」(厚かましい)

ラースチャ@GM:「コーヒーねー、おっけーよー」

トトリテ:「チョコの御仁よ、もう二、三個包んではくれないか。契約証の中でちびすけが妬いておる」

ラースチャ@GM:「いいよぉ」

トトリテ:「かたじけない。グズると面倒でな」 ぬはは

アンス:2、3個(口の中に)包んではくれないか

リタ:フルゥさんの口に届くかなあ……

フラジール:放り投げてくれればお口でキャッチできるえらい子

ティオ:フルゥ君の分はこっそり取っておこうな……トトリテ君食べてしまいそうだ……

クレア:チョコたべさせてもらえなかったのでクッキーでも摘まもう

アンス:クッキー食べてるし片手で濡らしたタオル持って鼻に当てておこう

クレア:「ふもふも……おいひいれす」 鼻を抑えられてちゃんと喋れない(?)

GM:幼児ばっかではここ?

ティオ:今更タウン

リタ:平均年齢はそこそこあるはず

クレア:年齢だけは

ラースチャ@GM:「お客さん、今日はお買い物ですかー?」

アンス:「ああ、ええと……」 注文されたものをメモに書いて、渡そう

リタ:「あ、はい。バーバヤガーの家のハガネさんから頼まれて」

ラースチャ@GM:「ふむふむ、わかりー。これなら一日あれば揃えられますよー」

アンス:コーヒー啜りつつ

バアム:「この『たべっこドラゴン』もフラジールくんにあげましょうか」

トトリテ:「うむ。小麦で出来ているとはいえ同族を食らう勇気はあるか、フルゥの度胸を確かめる時が来たようだ」

リタ:「え、そんなに度胸のいるお菓子なの……?」

ティオ:「それは同族……なんですかね?」

バアム:「シルエットだけなのでそこまで気にならないですよ」

アンス:コボルドのマーチもあるぞ

ティオ:ください

バアム:盲腸コボルドはレア

リタ:コボルドのデスマーチ

トトリテ:SSR 過労死コボルド

ラースチャ@GM:「と、チョコで和みまくっている場合ではないのであったー。おりゃー、どこに置いたのか言えー」

GM:チョコレートめっちゃ青年の口に詰め込んでます

青年@GM:「むぐむぐ」

クレア:なんてぜいたくな拷問なんだ

トトリテ:「言えー。言わぬとこれだぞよー」 青年の口に常備塩を振りかけてみよう

ティオ:しょっぱい!

GM:甘いものの後にはしょっぱいものがほしくなるからな(?)

トトリテ:「クク……塩辛さに甘えるのも今の内であるぞ……次は常備ビネガーが待っているぞ……」 青年で遊んでいるのでみんな頑張って

リタ:「その人は泥棒さんじゃないの?」

ラースチャ@GM:「それがですねー、泥棒のほうがまだわかりやすいというかー」

アンス:「何やら込み入った話かな。良ければ聞かせて欲しい」

ラースチャ@GM:「お、興味アリっすかー。いやーお目が高ーい。最近、どーも店に物を増やしているおばかさんがいるようなんですよー」

ラースチャ@GM:「うちだけじゃなくて、カシュカーン内の小売店はまんべんなくやられてるみたいでー。商業ギルドの頭痛の種っすわー」

トトリテ:「盗むのではないのか」

クレア:「お店に物を増やすんですか?」

リタ:「物が増えても困るんですか?」

ラースチャ@GM:「もし、うちで検品してない商品が買われていってお客さんになにかあったら信用問題にも関わるので、困ってるんですよねー」

トトリテ:「万が一その品物が盗品であったら厄介であろう」

リタ:「売り物になればなんでもいい、ってわけじゃないんですね」

アンス:「そうだねぇ……困った話だ」

トトリテ:「普段厄介を撒き散らす側のトトさまが言えた事ではないがなッ!」

ティオ:「その犯人はこの方で?」

GM:青年は口いっぱいにアレコレ詰め込まれながらぶんぶん首を横に振っています

バアム:頭には塩

アンス:「犯人の1人、だと思うんだが。小売店全て対象を1人で出来るとも考えにくく無いか?」

バアム:「とりあえず事情を聴いてみないとですね」

ラースチャ@GM:「この件は商業ギルドから依頼を出してるんすよー。もしヒマなら請けてほしいなーって。これ、依頼書の写しですー」


依頼人:カシュカーン商業ギルド

依頼内容:カシュカーン内で頻発している置き去り被害の原因調査

報酬:24,000G


アンス:「ふーむ。3日間で良ければ、手伝えるが……」

トトリテ:「トトさまはヒマだぞ。屋台破りもそろそろ飽きたしな」

リタ:「受けましょうよ。なんだか気になるし……」

バアム:「そうですね、クレアだって怪我してしまいましたし」

ティオ:「話聞いてしまいましたし、時間も少しならありますからねー」

トトリテ:「商業ギルドにコネを作るのは良い考えであるな。ふふ……酒池肉林……」

アンス:「まあ、これからも長い付き合いになりそうだし。ここは引き受けてみようかあ。微力だが力になるよ」 >ラなんとか

ラースチャ@GM:「わーい」

ティオ:ラなんとかさん

バアム:ラーのなんとか竜

アンス:ライフチュッチュギガントドラゴンでしょ

ラースチャ@GM:「ま、窓口は商業ギルドのほうで一括してるんで、正式に請けてくれるなら向こうで手続きしなきゃなんですけどー」

クレア:「それじゃレッツ調査! なんですね!」

アンス:「そうなるねー。表のと戯れるのはお預けだ」

ラースチャ@GM:「お礼にチョコあげちゃうー」 お菓子皿にチョコ追加

トトリテ:「なんと! 神はここに居た!」

バアム:餌付け

ティオ:そのチョコは何者かによって一瞬でなくなってしまいました……

トトリテ:妖怪チョコ喰い

リタ:めっちゃ実体ある妖怪

バアム:カカオイーター

リタ:草食


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ