表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

血の繋がった他人

作者: 駄作の王

ここにしょうもない話をしよう。



俺と俺の家族の話だ。



俺には兄と弟がいる。



これは、俺の弟がやらかした話だ。



弟は嘘を付いたり、物を隠したりする奴だ。



そんな弟がある日、親に財布を出しなさいと言われた。



弟は、いろいろ悪さして、お小遣いをここ数年は貰ってない筈なのに効果な物を買っていた弟に親が疑問に思ったからだ。



しかし、弟は財布をいくつか持っているために別の財布を差し出したが、親にはすぐばれた。



「いつも、使っている財布を出しなさい。」と親は言った。



弟はしぶしぶいつも財布をだしたが、そこには一円も入って無かった。



親は言った。「何でこんなに物を買っているの?」と聞いた。



弟は「小さいころに買った」と答えた。



しかし、買った物事態、最近販売された物もあるのにそう答えた為そのことを親に問い詰められた。



兄の金が昔からちょくちょく無くなっていた。



それで親は弟に問い詰め弟は兄の金を盗んでいたと白状した。



しかし、買った物は兄から盗んだ金より金がかかっていた。



親は言った「お前も金を確認しなさい。」と俺に言った。



俺は確認するの面倒なぁと思いながら確認したら、見事に俺の金がごっそり減っていた。



俺は「どうゆうことだ!」と弟に問い詰めた。



弟はそこで、自分で使ったのに覚えていないのではないかと俺に言った。



俺はそこで怒った。



「ふざけるな!」と



弟は観念して本当の事を話した。



優しい兄はそこで泣きながら言った。



「なんで、なんでこんな事をしたんだ!


俺はずっと金か無くなって弟が少し怪しいなぁと思っていたけど弟がそんな事する筈がないとずっと信じてたんだぞ!


俺はこの先ずっと血の繋がった家族を疑って過ごさないといけないのか!」



俺は弟に言う。



「っで何か言う事は?」



「・・・。」



弟はふてくされた顔をしたまま黙ったままだ。



そこで俺も兄と一緒に泣きながら怒った。



「俺は!お前が買った物を分けてくれたり!

高い物を分割して買おうよ。

とか言ってくれるお前のことを物を隠したりする悪餓鬼だけど性根は腐ってないとずっと信じてた!」



「少しだけ待ってやるから、言う事は?」



「・・・。」



弟はまだふてくされた顔をして黙ったままだった。



兄は号泣しながら言う。



「お前は俺達に友達がいなくて俺にはいると言っていたよな!


いないんじゃ無くて誘われたりしたけど金が時々無くなって金欠になって行けなくて・・・。


誘われなくなって・・・。


友達がいなくて・・・。」



「でも!俺はまだ!お前の事を信じているんだよ!


な、なあ!謝ってくれよ!


俺はまだお前とは家族でいたいんだよ!」



兄の悲痛な叫びがこだまする。



「・・・。」



しかし、弟は何言ってんだ?と言うような顔をして黙ったままだった。



また兄の悲痛の叫びがこだまする。



「なんで、なんで!黙ったままなんだ!


なんで謝ってくれないんだよ!!」



「・・・。」



だけど弟は黙ったままだった。



俺はここで弟に最後のチャンスを与えた。



兄を一端黙らせ、弟に聞いた。



「最後に聞こう 何 か 言 う 事 は?」



しばらくまっただが弟はふてくされた顔をして黙ったままだった。



その顔は俺は悪くないこんな事で怒るお前らが悪いという顔だった。



俺は弟に対する信頼が地に落ちた。



それとどうじにこいつの頭の中ではいつも自分が被害者になっているなと思った。



「ああ、もういい。


お前には最後のチャンスを与えた。


だがお前はそれを蹴った。


お前はもう弟じゃない家族でもない。


血の繋がった他人だ。」



俺はそこを離れた。



兄の悲痛な叫びは聞こえてきたが弟の声は聞こえなかった。



その後に弟は泣きながら兄に謝っていた。



後に弟は俺に謝ってきたが俺は弟を許すつもりは無かった。



だってその顔は親に叱られて仕方なくと言う顔で反省の欠片も無かったからだ。



弟はその後親に説教されていた。



やれ、許して貰うまで謝ってこいだとか何とか。



俺は思ったなんで他人を許してやらないといけないんだ!とそれほどに血の繋がった家族に裏切られたことに対する失望が大きかった。



親の説教は続く。



兄はあなたの事を考えているだとか


信用されるにはうんぬんかんぬんだとかなんとか。



それに対し弟の言い訳が続く謝ったけど許してくれなかったとか何とか。



ある程度俺と兄が落ち着いてきたころに俺はこの経験を小説にする事にした。



兄が随分恥ずかしい事を言っていた事も書いておいたと言うと。



「兄が黒歴史を残して嬉しいか!鬼!悪魔!


ふざけんなよ。」



と笑って言ってきた。



俺と兄はなかがよかった。



弟は俺と兄の前にたたされて親に謝りなさいと叱られた。



「いい加減しろ!謝りなさい!」



弟は嫌がる。



俺達は許す気は無かったが。



父が「ここは俺の顔を立てて謝罪だけでも聞いてくれないか?」と言ったので弟が謝るまで待つ事にした。



「ゥゥゥゥゥゥ。」



迷っているような、なぜ謝らなけれならないのかという感じの声が聞こえてくる。



俺達はしばらく待った今だに弟は迷っている。



こんな奴に慈悲はいらない。



これでもう俺のこの後は分かるな?










その後の弟?


知らんな他人の事に首を突っ込む様な事はしたくないからな。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 末恐ろしい弟さんですね。 嘘を平気でつくっていう人は、なんらかの人格障害を抱えていることが多いです。今すぐ診療内科に連れて行ってカウンセリング受けた方がよろしいかと。 今はまだ家族からお金を…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ