プロローグ
はじめに
今回初投稿です。ジャンルは一応ミステリーですが、初めてということもあり、中々稚拙なものとなっています。後付け設定、ご都合主義など多々ございますが、それでも構わないという方は是非ともご覧になっていただけると嬉しいです。
影の探偵(1)
〜プロローグ〜
東京都新宿区、都庁が所在するこの街の雑踏を避けた路地裏のビルの二階に、支倉探偵事務所はある。
新宿-東京23区で最も治安が悪いと言われるこの街では、日々厄介ごとが絶えない。殺人強盗暴力身投げ、大きな事件から些細な揉め事までが当たり前のように人間と同居している。警察だって万能ではない。ここまで人が集まっていると目の届かないところが出てこないわけがない。賑やかだというのも考えものである。
そんな新宿は事件の宝庫であり、探偵にとっては絶好の餌場というわけで。そんな事情からここを根城にする同業者は非常に多い。仕事を得るためには実績と信頼がものをいう、ということだ。そんな中で大卒2年目ながら既に多くの実績を持つ、この事務所のオーナー、支倉友則は、業界の中でも注目の新人であり、名が売れていると言える。
そんな評判の支倉探偵事務所では、今日も来客を告げるチャイムが鳴る。