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言の葉分解学

作者: 宇久血

今日はとんでもない晴天だ。

周りの人間も薄着だし。むしろ異常な暑さなんだなと思う。

その中で一人長袖長ズボンの男が居た。異様な空気を放つ彼の声は僕の耳には入らないが

口の動きだけが唯一理解できた。

「携帯、目が危ない。」

やっぱこいつが異常なだけか。そう思いながら僕は学校へ向かった。

案の定クラスはざわついていた。あの異常な熱意だけを持っているのに実際の温度を理解していない

あの狂った男の話で持ちきりだ。

あいつが何を言っているかの考察大会も開かれたが、どれも机上の空論でありえない話ばかりだ。

透かした態度がかっこいいと思っているんじゃなく本当にどうでも良いのだ。

そんな事を話していたら先生が来た。

「今日は天気もよく熱中症対策に気を使うように。」

そんな当たり前の話なんてわかってるよ。と心のなかでは思ったが実際は秘密にしておいた。

だが天邪鬼なのだろう。

皆が考察大会をやめた後僕は一人で考えていた。

アナグラムなのかとか、鹿という言葉はなにか隠語なのか。

そんな事を考えているうちに気づけばもう昼休みである。いつも通りの量を配分される給食を食べ皆が外に出てドッチボールやらサッカーやらを楽しんでる間も僕はずっと考え込んでいた。

するとクラスの女の子が話しかけてきた。

「遊び行かないの?」

いやおまえもだろ、、、と思いながら

「今日は熱中症になるかもしれないからね」

僕はもっともらしい理由をつけてその場を誤魔化した。

「遊びに行かないの?」

また同じことを聞かれた。聞いていなかったのか、、なんて思いながらも僕はもう一度同じことを一言一句

間違わず伝えた。

「そうなんだね」

聞いてきた割に素っ気ない反応をされたが何も思わなかった。

やはりあいつがつたれようとしていたことはもっと別のことなんじゃないか。

と思ったがやはり一切何も出てこない。

携帯?今の時代当たり前だろう。

そんな事を思いながら帰路につくもまたあいつが居た。

朝と言っていることが変わっていることに気づいた。

「手が壮大、携帯、停電」

何を言ってるんだこいつはと思いながら帰路につき帰宅。

宿題を終えたらもう夕ご飯の時間だった。

毎日19時ぴったりに出される夕飯を食べ眠りにつこうとした。

結局あいつの言っていたことってなんだったのだろう。

今の僕には到底予想が付きそうになかった。

夕ご飯の会話も特に変なところはなかった。

今月は熱いから電気代がよく掛かる。

これも当たり前であるクーラーを使うのだから。

僕は少しもやもやした状態で眠りについた。

そうして朝起きたら世界中の大半の人間が目覚めなくなっていた。

読者の皆様。ご愛読ありがとうございます。

今回始めて推理系小説を書きましたが皆様どうでしたか?気づく事ができましたか?

自分でネタを考えてものは試しで書いたのですが思った以上に難しかったです。

灰が消える迄が終わったらしっかりとした推理小説を書きたいと思っておりますがまずはしっかりと完結できるように頑張ります、、

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