好色
ご覧頂きありがとうございます。
本日投稿分の1話目になります。
彼女たちの覚悟を確認するが、大福たちはそんなの関係ないと言う。
貴族の爵位とか関係ないく俺と一緒に暮らしたいと言う。
一生側にいたいらしいが、出来れば俺の子を産みたいと・・・
これらは却下ですね・・・
大福たちが嫌いではないしどちらかと言えば好きだ。
まあできれば幸せになってほしい。
俺なんかが一緒だと不幸になるし、まだ若いのだから色んな経験もして
今後の人生に生かした方が良い。
本当ならこんな所で過ごさず、もっと大きな町などで暮らして人生を謳歌すべきだろう。
それに俺はエロいし、無責任だし、ダメ男の見本みたいなものである自覚がある。
大福たちの意見は置いといて、他の者の覚悟を確認すると、皆が口を揃え(そろえ)て言った。
「王都よりこちらの方がいいです。
スケベな男性もいないし、ここだと女性ばかりで安心できます。
軍兵士たちの好奇で卑猥な目線に晒されないだけでも幸せです。」
あら・・・・俺もスケベな男性なんですが(汗
しかしこの世界の男どもはスケベが相当多いのか?
何か嫌だ・・・・同類嫌悪ってやつか。
皆ここでは厭らしい仕打ちに合うことは無いと安心しているようだ。
どうしよう、俺はスケベでエロい。
ここなら安心と思い生活を始めたら、俺がちょう~エロいと彼女たちが知ったら、
相当ショックを受け王都に帰りたくなる可能性は否定できない。
王都に帰るのであれば早い方が良い。
まあ、俺がスケベでエロく無くなれば問題は解決するが
果たしてそれは可能なのであろうか。
・・・・否である!
元の世界では思い切り自重してエロくないフリをしていた。
俺はスケベではなく人畜無害な男を装っていた。
ある種の欲望を抑え込むことは結構疲れるとこである。
この世界でも同じようにすれば問題は無いことだが
この世界に来てまで元の世界と同じことをするつもりはない。
俺は決めた、正直に俺がスケベでエロであることを全員に打ち明かす。
「「「「「「「「「「キャー!!!!!!!」」」」」」」」」」
大絶叫だ、呆れて物も言えまい。
皆顔が赤くなった。
団長などは相当怒ったようで首の付け根まで真っ赤になり
両手で顔を覆っている。
信じていた俺に裏切られた気分なんだろう。
皆、呆れてこのまま王都に帰るかもしれないが
それならそれで結果オーライと言える。
彼女たちが王都に帰っても内務卿がいざと言うときは面倒を見ることに
なっているので安心だ。
正直者はバカを見ないって、この事なんだなと思ったら・・甘かった。
「みんな、聞いて。
大丈夫だから、安心して。」
「ノーヴ様、エッチな事をしたくなったら私に言ってください。
私がお相手しますので。
女性の裸とか見たくなっても私に言ってください。
いつでも私の裸をお見せしますから。」
「私がノーヴ様のお相手だからね、みんな、わかった?」
おい大福、何を言う・・・そんなこと望んでないぞ・・嬉しいけど。
「バッ、バッバカ者、何を言うか。
ノーヴ様は私がお相手しお守りする。
異存がある者は前に出ろ。
私が相手になってやる。」
ほ~ら、大福が変なこと言うから団長がキレたじゃないか。
「「「「「「「「「「えぇ~、団長だけズ・ル・イ!!!」」」」」」」」」」
え?何を言っているんだ、みんなは・・・
会話の内容が見えないと言うかわからなんですけど。
若い子の言葉使いはこの世界でも難しいのか?
元の世界も若者言葉は意味不明だったが、こちらの世界も同じか?
正直会話の内容が全く分からない。
「そうですよ、団長。
ここはノーヴ様をワ・タ・シに任せてください。」
「「「「「「「「「「隊長も、ズ・ル・イ!!」」」」」」」」」」
大福って隊長だったの?一体何の隊長なんだろう・・・
遊び隊の隊長か?ご飯食べ隊とか?・・
俺がエロくてスケベ宣言したら大変な事になった。
皆呆れて、王都に帰ると言い出すと思ったが、宛が外れた。
やはり、エロスケベを隠してムッツリで行くべきだったか・・・
想像とは違い大福たちの俺に対するアピールが凄く
団長がモーレツに阻止しようとしている。
「あらあら、ノーヴ様大変な事を宣言なされましたね。」
今までどこにいたのか分からなかった白パンちゃんが
いつの間にか側にやってきた。
「軽はずみな事はおっしゃらない方が身の為でございますよ。」
俺としては思い切ってカミングアウトしたつもりだったし、
彼女たち皆のことを思って、ある程度計算しての発言だったが、
白パンちゃんもハチの様な事を言ってきた。
「そうだね、少し軽率だったね。」
「ところでノーヴ様、本当に女性がお好きなのですか?」
・・・え?
王都の殆どの一般男性は隙があれば女性の体を触ろうとするらしい。
要は痴漢が多く存在し、王都の女性は街を歩くときなど油断はしない。
つまり男性はスケベで隙あらば女性の体を触り如何わしいことをするもの
という認識らしい。
それなのに俺は以前彼女たちがここに来て以来、一切触れようともしなかった。
どんなに油断しても指一本触れなかったので、俺は女性に興味はなく男性が
好きなのだと白パンちゃんは思ったらしい。
いや・・・何かに触れたような気が・・気のせいか・・・
しかし、この世界の男性ってどうなっているんだ!




