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悪魔オヤジのムソウ  作者: 祇神 安紀
王都
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大福

大福たちと会談を行うも・・

俺がいかにスケベなのかを力説し何処か得去って行った。

確かに夜の営みについて触れられると反論の余地はない。

・・・あっ! 昼もか・・


彼女たちがミニスカで戦闘訓練を行うと、どうしても気になってしまい

思わず目が行く。

それを大福たちはしっかりチェックしていたようだ。

訓練を始めて暫くは普通にやっているのだが、時間が経過していくと

動きが段々激しくなって行き、そのうち転がる、飛び跳ねる、バク転、宙返り

・・・丸見えである。

見目(みめ)(うるわ)しい可憐な女性のその様な姿を見過ごす男が

果たしているのだろうか?・・・否である!(主観)


そんな時にふと、元の世界の事を思い出してしまう。

この様な光景を漫画やアニメで見たことがあると・・

その際、ほとんど見えないのだ。

確かに、アニメなどで見る可愛らしい女の子の

チラリなど見たいとは思わない・・嘘です・・

しかし、見えない謎に迫ろうと、騎士団の訓練が激しくなると

どうしても思い悩んでしまう。

必ず何某(なにがし)かの方法で見えない様にしているはずであると!

風魔法の応用なのか、また重力魔法なのか・・果たして魔法で可能なのか

謎は深まるばかりで、残念ながら俺の思考力の限界を思い知らされる。


大福たちはその時の俺の様子を観察し、究極のスケベだと結論付けた。

それを王都中に触れ回ったらしい。

俺は、究極のエロでスケベであると!

その結果、俺の王都での二つ名が・・エロ大王・スケベ大王・・

大福たちが王都中に触れ回った結果、不名誉な名が付いたのだ。

おのれ大福たちめ・・・・・自業自得です。



大福たちはいつも明るい笑顔を振りまく。

その様な彼女たちだからこそ、他の団員たちの信頼も厚い。

その様な彼女たちではあるのだが、決して裕福に育ったわけではない。

彼女たちの母親は前の戦争で死している。

彼女たちの母親は魔法師だった。

母親たちは懐妊と同時に離婚され彼女たちの父親たちは不明だ。

母親たちは出産後、子を育てる為に魔法師団に入団したらしい。

孤児になった彼女たちは国の施設で育ち

母親同様、生活の為に近衛騎士団に入った。

辛い思いを幼少の頃より経験し暗い過去を持ちながらも明るく振舞う。

素晴らしい女性たちだ。

恐らく、彼女たちだけではないのだろう。

暗い過去を持ち、裕福ではない育ちでありながら騎士団に入団した者は。

大福たちの影響もあるのだろうが皆いつも明るく笑顔だ。

良い騎士団だ、いや・・素晴らしい女性の集団だ。

この様な女性たちに囲まれている俺は幸福なのかもしれない。

文句を言ったらバチが当たるだろう。


その様な事を思っていたら、ルーシャがいつの間にかやって来て耳元で(ささや)く。


「昨日の続き、今からやりません?

 騒動で何も出来なかったし、アイラ様もディアナ様も

今何処かに出かけてて、留守なんですよ~

これって、チャンスだと思いませんか?

思い切りヤレますよ~♪」


俺を逃がすまいとしっかり左手で掴んで、右手でスカートの(すそ)(つか)みたくし上げる。

そこへ何処からともなくノアルが押し寄せ大声で


「順番が違うではありませんか!

 今度は私からのはずです。

 どれだけ我慢していると思っているのですか。

 ずっとノーヴ様に会えず、触れてもらえず・・

 昨日も湯船でいつ触っていただけるのかと

心待ちにしていたのにあの騒動です。

 どんなに寂しかったかお分かりになられないのですか!!」


涙ぐみながら必死に訴えるノアルに流石のルーシャも気の毒に思ったのか

慰め始めると騒ぎを聞きつけた残りの大福3人もやってきて


「日が高いうちは禁止って決めてたでしょう!」

「それに抜け駆けなんて認められないわ!」

「反則ヨ、反則!

 ヤルときは、みんな一緒って決めたじゃない!!」



謎の協定が大福たちにはあった・・・



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