関係ないけど大豪邸だった
百合注意
誤字脱字注意
温かい目用意
「自分の発言には責任を持て」
誰が言ったのだろうか。今私は何故かこの子の両親と話し合いをしていた…
「まだサクラには早い」
「そうよサクちゃん出会って1日で結婚って流石にママも二つ返事でハイとは言えないわ」
ん?
「いえ、パパ、ママ、私たちの愛は本当よ。この録音した動画を聞いてちょうだい」
ん?
動画付きのまるで身に覚えのない発言までがそこにはあった。
サクラちゃんの執事?の人?がリムジン?みたいので迎えにきた。その中で何故か演劇が好きだからなんだかで、手を握ってみて。
キスする時ってこんなに顔を近づけてたのよとか言って顔を近づけてきた。そのシーンが私の告白シーンとなっていた。
「一生大切にするから、絶対この手は離さない」
なんて恥ずかしいセリフを私に言わせるんだ。それにこれサクラちゃんがアテレコしてるよね?多分。
編集ってすごいな。映画の予告とかでも凄かったシーンも実際映画を見てみるとん?このシーンまじで一瞬じゃんってなることがある。そんなことを思い出す。走馬灯?ミテル?てかこの時の私どんだけ顔赤らめてるんだよ。ま、まぁサクラの顔がいいのは確かであんなに近づかれたら世の男性は一発で恋に堕ちちゃうよ。わ、私はそ、そんことないけどさ。
「で、でもなぁ」
サクラパパ、少し考える。何処の馬の骨かもわからない男よりこの子の方が良くないか。絶対こんなこと考えてるだろ。てか少し声に出てるからな?!
「ゴホン、じ、じゃあパパと交渉しよう」
「何パパ?」
サクラは固唾を飲む。どうでもいいけど部屋着エロすぎないか?分からない?それもそうか。
「学校卒業までの3年間無事別れないで幸せに暮らしていたら結婚を許す」
「う、うん」
「どうした?自信がないのか?」
「そんなことないわパパ、私一度決めたことは曲げないそれはパパが一番しっているでしょ?」
「そうだったな。わかった交渉は成立だ」
「ありがとうパパ私、いえ私たちパパに認められるように頑張るわ」「ね?リン」
「そ、そうだね」
いやこれ以外になんてこたえればよかったんだよ!実質どう答えても私の選択肢二つに一つだったからね?そうだよね?
「じゃあ私たちは失礼するわ」
そう言って私と腕を組み自室に戻ることとなる。胸に腕当たってるんだけど技とじゃないよね?てかつけてないよね?私童○と違うからこんなんで堕ちたりしないんだからね!
とまんざらでもない反応をしている私が一番驚いている。
自室に向かう廊下で私に
「ごめんね急に…」
ゆっくりと柔らかいマシュマロのような唇がほっぺに近づく。私は逃げなかった。
「逃げないんだね」
「う、うん」
「口にしとけばよかった」
「なんか言った?」
「ううんなんでもない。リン!絶対に悲しい思いはさせないから」
そう言いながら私の頭を撫でる。
「照れるからやめてよ」
「えーあれは逃げないでこれは逃げるの?」
ぐうの音も出ない。
「い、いやあれは急だったからさ…」
ニヤニヤしながら私の顔を下から覗いてくるその瞳に映る私は今どんな顔をしているのか。今の私には眩しすぎて見れなかった。いつか見れる日が来るのだろうか。
リンの一言
てかおっぱい柔らかすぎだろこれ
遅くなり申し訳ございません。これからもゆっくりと投稿していくのでまったりと待って、温かい目でで見てくださると私も嬉しいであります。スキップしちゃいます。次回でまた会いましょうニッコリ。