表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

想う事

作者: 紫水

歩道を歩く。電車に乗り、降りたらまた歩く。


今日は快晴、しかもすごしやすい気候。

だけど酷く陰鬱なのはこの後仕事があるからだと思う。仕事自体は好きでも嫌いでもない内容なので、続けることはできるとは思う。損な選び方をしたともいえそうだけど。


今の職場で働き始めて数ヶ月。ついこの間まで学生をやっていて、漠然とした思いで働きはじめてから節目である二十を越えていた。できないことが出来るようになっていろいろと楽しいとも思ったが自分にはやっても良くなった飲酒や賭け事はあまり合わなかったようですぐに飽きた。学生の頃からずっと続けていた趣味のゲームや読書も楽しめなくなってきている。満ち足りない生活を送っている。


理由は正直無理やり当てはめたけど、今まではよかったと考えているんだというのが一番しっくり来た。働き初めたら昔が懐かしくなると言われた事を思い出した。バカな事をとも当時の僕は思ったが存外バカにならないと今になって感じる。


学生の時にやっておけば良かったと後悔はあるし未練もあるけど時間を何時もと同じように進めることしか僕には出来ない。


今は我慢しようと今日も仕事に行く。行く末は不安しかないけどいずれ来るだろういつかの時まで。


いつか、今の自分を懐かしく想うその時が来るまで。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ