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Comitem septem -封印と仔羊の教会-  作者: グレイマス伯
第1章 私はΑでありΩである
4/15

後編

昨日の続きです。

 前日アポを取ったチェロキー族のシャーマン、アドシラの家に着いたのは午前11時を回った頃だった。オクラホマ市、芸術地区近くの住宅街にある一軒家だ。帰る時間も考えて猶予は後4時間と言ったところだろう。

「こんにちは。アドシラさんのお宅でよろしくて?WSNCCのメアリーです。」

「空いておる。」

「お邪魔します。」

女性の声に促されて家に入り、声のしたダイニングへと向かう。そこには50代後半くらいの女性が鋭い目でこちらを見ていた。

「座りなさい。して、何用だ。」

「単刀直入に言います。レイヴン・モッカーに取り憑かれた人を助けたいのです。薬をくださりますか?」

「はっ、薬を使っても儀式を行わないとカ・ラヌアフキェリ・スキ、お前達の言うレイヴン・モッカーは祓えんよ。」

「でしたら御同行をお願いしたいのですわ。」

「断る。やつらを怒らせたと言うことはそれなりのことをしたのだろう?あのカラスどもは自然の祟りなのだよ。自然の調和を破壊したら、今度は自然が調和を取り戻すべく人間を破壊する。自業自得よ。あたしの知ったことじゃないね。」

「人が死にかけているのですよ!」

「だからなんだ。子供を殺しといて、その親に殺されたかけた人間がいたら、あんたはそいつの側に喜んで付くのかね?文明人らしい考え方さね。」

「もういいです。私達でなんとかしますから。」

「ちょっとメアリ!」

勢いで部屋から飛び出したメアリーを追ってミナも席を立つ。会釈しようと振り返ってみると、俯いたアドシラが目に映った。


 アドシラの家から飛び出したメアリーはこの後どうやって解決するかを考えていた。追いついたミナが声を掛けようとした時、家から一人の女性が出てきた。歳は10代後半から20代前半といったところだろう。

「待って、話は聞かせてもらったわ。...よし、かっこよく決まった。」

壁にもたれかかり、顎に手を当ててウィンクしながらそう言った。

「あら、盗み聞きですの?」

「ふっふーん。盗み聞きなんて失礼なこと言っちゃっていいの〜?うちもお婆ちゃんからシャーマンの儀式教えて貰ってたりするんだから。」

腰に手を当てて胸を張る。自信に満ちた態度がむしろ頼りなく見えるが、今は方法を選んではいられない。

「でしたら頼んでもよろしくて?」

「任せなさい。うちはサラリ。サラって呼んで。それで、いきなりなんだけど、トウモロコシ買って来てくれるかな。戻ってきたらこの番号に電話して。家に入れてあげるから。」

サラはメアリー達にスーパーの場所を教えて自分の部屋へと戻って行った。


「どうぞ入って入って!」

「あっ、魔法少女ミラクル☆ブロッサム」

「ミナちゃんも知ってるんだ!誰が好き?」

サラの部屋には日本のアニメキャラグッズで溢れていた。ミナの好きなアニメのグッズもあったため、話が完全に趣味へと流れて行った。

「コホン。よろしくて?」

「ごめんごめん。こっち来て。」

漫画の詰まった本棚をずらすと高さ1m強の小さい扉が現れた。サラは屈んで扉を潜る。それに二人も続く。

「ここが我が家の実習部屋だよ。準備はできてるから。トウモロコシは机の上に置いといて。」

サラは釜に水を入れて火を着ける。沸騰してきたところで材料を取りに向かう。すると反対側にある扉が開いた。

「こっそりと何をやっているんだい?」

「げっ、お婆ちゃん。」

真っ直ぐ釜に向かうアドシラに抗議すべくメアリーが前に出る。

「全く、火力が足りてないじゃないかい。あんたは昔から大雑把過ぎるのさ。ほら、速く薪を足す。」

「は、はい。只今。」

しかし、抗議をする必要はなかった。サラひアドシラの指示通りに動く。

「まさか材料をこのまま入れるつもりだったのかい?すぐに粉砕しな。」

「すぐやります。」

「あんた達が必要としているんだろ?ほら、あんた達も粉砕くらい手伝いな。」

「どうしてですの?」

「気まぐれだよ。いいから速くやる。」

アドシラは乳鉢と乳房を更に3セット持ってきていた。二つはメアリーとミナが、もう一つはアドシラ自ら粉砕する。

「お婆ちゃん、出来ました。」

「まだ足りないよ。あんたの目は節穴かい。」

20分ほど材料の粉砕を続けてついに全員合格点が貰えた。

「腕がプルプルする。」

「本当に疲れたわー。」

「お婆ちゃんは本当に厳しいなぁ。」

ミナ、メアリー、サラがヘトヘトになりながら呟く。

「あんた達は本当に頼りないねぇ。年寄りの半分も粉砕できてないさね。」

アドシラはメアリーとサラの粉砕量を大きく上回る量を粉砕していた。それでいて全く疲れを見せない。

「サラ、まずはオークと月桂樹を70gずつ入れる。」

「入れました。」

「色が変わるまで混ぜ続ける。メアリーとか言うの。杉、松、トウヒ、柊を同じ分量で混ぜて100gにする。」

上皿天秤かと思いきや、意外にも電子天秤が使われていた。メアリーは多めに30gずつ測り取り、混ぜた後に20g取り除いた。

「そろそろだね。その混ぜた粉を入れな。サラ、混ぜる手を止めるんじゃないよ。メアリー、次は秘伝の青い粘液を3gピッタシ取るんだ。素人なんだから精密天秤を使うんだよ。」

メアリーの測り取った粘液を入れて混ぜると茶色だった溶液が透明な黄色になった。

「よし、火を止めな。流水で冷やすから蓋を閉め忘れない様気をつけるんだよ。」

5分ほど冷やしたらこれを濾過し、液体を捨てた。それからアルコールで抽出を繰り返して水分を留去する。残ったのはわずか5gだった。

「思ったより残っていたもんだ。初めてにしては上出来だな。最後に10gのトウモロコシ粉と混ぜて完成さ。必ず密閉するんだよ。」

「ふわー、疲れたー。あんなにやって手に入ったのがこれだけ。」

「こんなにあればカラスどもは追い払えるさ。さぁ、あたしの気が変わらない内にそいつのところに連れて行きな。」

「アドシラさん、いいんですの?」

「気が変わらない内にと言ったはずだよ。サラリ、あんたも準備してきな。実地訓練だよ。」

「は、はい。お婆ちゃん!」

「その前に、念のためこの子にシャワー貸してくれません?」

こうして目的を達成し、日が暮れる前にはジョージアに戻ることができたのであった。


クレムソン村に戻る途中、車内でふとアドシラが語り始めた。

「先祖の土地か。まだ森が残っているんだね。あたしの故郷はこの80年で大きく変わったのに。」

「80年って、アドシラさんはお幾つですの?」

「レディーに聞くのはタブーでもババアならいいって?」

「いえ、失礼しましたわ。驚きましたのでつい。」

「84だ。そんな老骨に無茶させおって。」

「84!まだ50代かと思っておりましたわ。」

「私ももっと若いかと思ってた。」

「煩わしさだけなら永遠の20代さね。」

アドシラは笑いながら皮肉を言う。

「20代、あん時は本当に馬鹿やってたもんだ。実家から抜け出して都会で暮らし始めたのさ。あの時代の都会はあたしにとっては暮らしづらかったけど、それでも実家にいるよりは楽しかったさ。あんたのお爺ちゃんとも出会えたしね。」

サラに向かって優しく微笑んで話す。

「あたしの両親は一族の中でも異端でね。退廃的な生活を理想としていた。あたしにはそんな生活が耐えられなかった。実家を飛び出して最先端を満喫していたのさ。だけど歳を重ねるとあの楽しかった時代が不変であって欲しいと思えてしまったんだ。新しい技術を否定し、それに飛びつく若者を馬鹿にし始めていた。そのダブルスタンダードな考えに気づいた時から、自分の都合でコロコロと評価を変えるあたしみたいな"文明人"が嫌いになったのさ。」

アドシラの告白に思わずみんなが黙り込んでしまう。特にメアリーはここ数日の自分を顧みていた。

(この前は自分の都合で考えなしに頼み込んで来てとか思っていたのに、考えてみたら今日の私は自分の都合しか考えていませんでしたわ。全く、淑女失格ですわね。)

「メアリ、後ろの岩山が追いかけてくる!急いで!」

「えっ!?」

ミナの声で我に戻り、サイドミラーで確認すると4m程の大きさの岩山が追ってきていた。よく見ると四肢の付いた人型で細長い石柱を持っているのが分かる。

「ヌニュヌウィ!まだ生き残っておったのか!?」

「えっ、ヌニュヌウィってお婆ちゃんの御伽噺に出てきてた人喰い怪物の!?」

「アドシラさん、奴の弱点をご存知で?」

「月の物に苦しんでる女性かね。」

それを聞いた3人は互いに目を合わせた後、首を横に振る。

「ダメじゃん。」

「もう、皆さんしっかり捕まっててください。」

メアリーはアクセルを全力で踏み込む。一気に加速して行き、ついに距離を離し始めた。

「メアリ、精霊が集まってる。左の車線に入って。」

「分かったわ。行きますわよ!」

慣性で投げ出されそうになりながらもなんとか対向車線へと進入できた。するとすぐ横では急に地面が隆起し、先の尖った岩柱が生成されていた。

「ミナ、グッジョブよ!」

「ん!」

メアリーのグーサインにミナが笑顔で返す。

「え、何今の!?」

「ヌニュヌウィは精霊使いでもある。きゃつの持っている杖は魔法を使う為なのさ。」

ヌニュヌウィは諦めたのか魔法を撃ってくることは無かった。この逃亡劇もあってか村へは予定より早く着いた。


 クレムソン村に入り、ハミルトン家へと二人を案内した。家の前にはダリルのパトカーが止まっていた。

「メアリ、なんか異様な雰囲気。」

「ミナも?私も何か嫌な予感がしますわ。」

「精霊が喚いておる。この家の中で。」

「急ぎましょ。」

ハミルトン家のドアをノックする。しかし返事がない。試しにドアノブを捻ってみる。

「空いてますわね。ハミルトンさーん。」

やはり返事はない。意を決して家に上がる。夫妻の寝室に近づくと鉄の臭いがする。

「そんな、ハミルトンさん!ダリルさん!」

「キャ!」

寝室でハミルトン氏とダリルが血を流して倒れていた。メアリー、ミナ、アドシラがすぐに駆けつける。この光景にショックを受けたサラは放心状態のまま、おずおずと後に続く。

「グサリと心臓をやられてるね。おや、お腹が開いてる。」

「ダリルさんは拳銃を持ってる。安全装置が外れてて、床には空薬莢。何かと交戦した様ね。」

メアリーは悔しさに堪え、目がうるうるとしているミナを抱き寄せながら冷静に分析する。

「でも、壁のどこにも弾痕がない。」

「あの、これを。」

我に戻ったサラが小さな鉄塊を指差す。

「これは砕けた9mm弾。」

メアリーは危険を感じてリュックからMPKを取り出す。

「メアリーさん!何があったのです!?」

部屋の外にはいつのまにかハミルトン夫人が立っていた。

「もしやあなたが!殺してやる!」

「いえ、私たちは今来たばかりで。」

逆上するハミルトン夫人にサラが答える。

「へぇ、夫の心配よりも私達への怒りが先ですか。」

メアリーの穏やかな目付きが怒りで歪む。

「どうやら、新しい衣装が手に入った様じゃないか。でも、サラのコスプレの方が全然可愛げがあるさな。」

「ルーシーさんもやっぱり。」

「貴女達、何を言ってるの?」

「新鮮な皮膚と肝臓が手に入って良かったな、ウトルンタ。この手口、父からよーく聞いてるよ!」

メアリーはその隙に余ったラーのアミュレットを投げつける。それによって夫人の肌が溶けていく。

「聞いてた通りの外見だ。あんたも生きていたとはね。」

夫人の姿で現れた者は、岩の様に堅牢な体に血で赤く染まった口周り、そして槍の様に長く尖った右手を持つ女怪だった。

「はぁ、余計なことをしてくれるよね。やっぱりあん時に否応でも殺しとくべきだった。こいつらみたいに。そうしたら、この村中の人間は食べられたのに。」

「メアリー、逃げるよ。ヌニュヌウィの近縁種であるウトルンタには勝てん。」

「ええ、分かったわ。」

「あんたらも馬鹿だねぇ。危険と知って戻って来るなんて。ま、2人も葬儀屋に持ってかれたんだし、4人分食えたらあん時の元も取れる。」

「我らを助け給え、ウクテナ。」

アドシラは銀色の粉が入った瓶と小さなダイアモンドを床に落とす。すると銀の粉が舞い、角が生えた蛇ウクテナを象る。ウクテナはウトルンタに絡みついて動きを封じる。

「今だ、走れ。」

アドシラの掛け声で一同は家から脱出し、車へと駆け込む。

「急いで出すんだ。あの銀粉の量ではもうそろそろ限界だろう。」

車を発進させたと同時にウトルンタが窓から飛び出し、恐ろしい速度で追ってくる。

「来た道を戻るんだ。まだあいつがいるかもしれん。」

「あいつって、ヌニュヌウィ?馬鹿を言わないで。」

「誰が馬鹿だ。ヌニュヌウィとウトルンタは食料を巡って争う運命にあるのさ。」

すると前方にこちら目掛けて全速力で走って来るヌニュヌウィが見えた。

「あいつが私達よりウトルンタを優先するという確証は?」

「無いね。だが、今はそれに賭けるしかない。」

「あー、神よ。」

ヌニュヌウィが数m先で止まった。そして...

「あっ、跳んだ。」

車を飛び越してウトルンタへと襲い掛かる。ウトルンタも負けじと右手を岩の隙間に差し込もうとしている。

「今しかない、この薬で奴らを始末する。メアリー、ミナ。あんた達は雨と風は操れるかい?」

「ならば私が雨を降らせますわ。ミナ、貴女は風を。」

「分かった。」

「よし、サラリ。あんたは火を起こせ。すぐにだ。」

「はい!」


 メアリーはチョークで道に下向きの三角形を描く。水の元素記号だ。その上に宝石を落とす。カバラ十字を切り、紙に意識を集中させる。その上に門を幻視する。人差し指で門の右下を指し、左、右上、右下と動かす。手を下ろして肩の力を抜いて叫ぶ。

「ニクサ!」

門から泡が大量に吹き出し、その中から美しい女性が現れる。だが、下半身は魚だ。エメラルドグリーンの鱗が眩しく輝く。

「願いは何ぞ?」

「10分程この辺りに雨を降らせて欲しいのですわ。」

「承った。」

ニクサが三叉の槍を天に突き出す。するとパラパラと雨が降ってきた。

「ありがとう。大天使ガブリエルの名において去られよ、ニクサ。」

言い終えた頃には既に門とニクサは消えていた。宝石と共に。


 小雨が降り始めた。岩の怪物達の動きが鈍くなる。アドシラ達が起こした火は勢いが衰えるどころかいよいよ強くなる。

「ミナ、薬が燃え切る前に風を起こすんだ。」

無言で頷いたミナは残りの祝詞を読み上げる。級長戸辺命への祝詞だ。

「益荒なるは野分が如く 嫋やかなるは初風が如く 高天原に吹きたるは 朝霧払ひし天津風 裏家中臣大輔が娘 美那が此処に願ふは 彼の火を運ぶ風吹かせ給へと 申すことを聞こしめせと 畏畏申す。」

 ミナが祝詞を読み終えると、5秒程置いて風が吹き始めた。風で炎が怪物達の方向に靡いている。

「聞こしめせ、偉大なる祖霊ウネトランビよ。清流は邪気を流し、火は悪を善へと変容させる。」

アドシラが炎に語りかける。すると炎は風に乗って流されていく。

「何をしやがった。そうか、この雨が降ってきた時点で気付くべきだった。やめろ、こっちに来るな。」

「・・・・!?」

炎を見た怪物達は後退し始めた。すると炎は突如加速する。突進するバッファローの様に。そして、怪物達を飲み込む。

「ひえぇぇ。熱い、魂が溶けてゆく。」

「・・・・!!」

岩の肌が赤熱する。流れ出る黒い邪気は火に浄化されて大気に拡散していく。一部は雨に溶けて大地に還る。十数分経った頃には火は自然と消えて、後に残ったのは二つの岩山だった。


 2日後の昼過ぎ、4人はカーターズビルの町近郊にある森を訪れていた。

「荒ぶる大自然の精よ。心を落ち着け給え。」

祈祷を行なっているのはアドシラではなくサラだ。再び作成した薬を燃やしている。その炎の先には、木の上で4人を睨むレイヴン・モッカー達がいた。

「風行くよ。」

「聞こしめせ、偉大なる祖霊ウネトランビ。」

炎がレイヴン・モッカー達を包み込む。しかし、ウトルンタ達とは違い、逃げようともせず静かに浄化されていく。

「彼らも喜んでいるようだ。あたしには聞こえるよ。失われた人間達と自然に哀悼を。」

「今回は少なからず犠牲が出てしまいました。私の見通しが甘かったわ。ウトルンタが強行策に出ることも予想できた筈でした。」

「メアリだけが悪いんじゃない。私も少しは考えられていれば。」

反省を胸に犠牲者達へ黙祷を捧げる。パラパラ、パチパチと、小雨と火の音のみが響いていた。

会話と会話繋ぐ文が地味に苦手です。突然会話文の後に語彙力崩壊する現象が。

2月6日追記 ウトルンタやヌニュヌウィは妖魔という設定です。妖魔は精霊、妖精、天使などが堕落することで生まれた種族という設定です。人間の恐怖や憎悪が強い程人間にとっての存在可視領域に近付きます。レイヴン・モッカーも妖魔性を持っておりますが、チェロキー族の自然崇拝の中で、怒れる自然の精霊という性質の方が強まり、メアリーの浄化は殆ど意味をなしません。一章終了時に解説を作るつもりなのでよろしくお願いします。


次回予告 オンタリオ州でヒッチハイカーの連続失踪事件が起きた。彼らが口にした共通の単語、それはウェンディゴ。カナダの平原で起きた事件の裏では何者かが暗躍していた。

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