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目が覚める緑茶

すみません遅くなりそうです。若苗きぃです。

先に謝らせていただきましたが投稿が遅くなるであろう(大予言風に)。

やらなければいけないことが山積みでありまして遅くなっていると思いますが許してください!なんでもしますから!(なんでもするとは言ってない)


茶番が過ぎましたな(笑)

ということで、甘党男子と女性警官第八話をお届けします!

視界が真っ暗闇の中、フローラルのような落ち着く香りとカラメルの甘い香りをほのかに感じる。

妙に体がけだるく踵から後頭部までのふかふかした感触が心地いい。少しずつ五感が戻っていってるよう

でちょっとした頭痛もしてきている。そんな中、聞いたことのある声での鼻歌が聞こえてきた。


「え、、えっと…ここは?」


いくら目が覚めたといえ場所の理解まではできない。そのせいで情けない声を出してしまった。


「あ、起きた! プリン食べる?」


大声でいきなりプリンを勧めてくる。その声の方を見ると案の定蕨がいた。


「いえ、今はちょっと… さすがに食欲がありません… すみません…」


プリンを食べないという意思表示をすると差し出そうとしたプリンとスプーンをゆっくりとお盆の上に戻した。


「全然いいのよ! 起きたばっかりだもんね! それよりさ、体の具合は大丈夫?」


笑顔で返事をしながらすぐに体の具合を聞いてくる。香駿は初めて自分が寝ていたことに気が付く。


「少し頭が痛いですかね… あと体がだるいというか… でももう少し寝ていれば大丈夫かと…」


自分の体調を軽く知らせると薬とコップ一杯の水を蕨が持ってきてくれた。それを頭を下げながら受け取る。薬を飲み終わったところで横になってなさいと優しく言われたのでそのまま横になる。


「えっと、まだ状況が呑み込めてないと思うからゆっくり話していくわね。横になったままでいいから聞いてて。」


しっかりとした口調で蕨は香駿にそう告げると食べかけのプリンをスプーンですくい、一口食べる。


「わかりました。というかプリン食べるんですね」


香駿が苦笑いしながらツッコミを入れると気が付いたように「あっ…」と言い、慌ててプリンを置くと話始めた。


「まず、クレープ屋さんに行ったのは覚えてるよね?」


「はい。覚えてます。お姉さんがバナナで僕がチョコでしたよね? 確か半分こする予定だったはずです。」


ここはしっかりと覚えているためちゃんと覚えていることを話す。


「そうだね。それで私がバナナクレープを一口食べてあなたの口にも運んであなたはそれを食べた。これも覚えているかな?」


「覚えていますよ。はしゃぎすぎて周りからの危ない視線がすごかったのを覚えています。」


ここもまだ覚えている。少し体が楽になったので笑いながら話をする。


「そこそこすごかったわよね。しばらくはあのあたりに行かない方がいいのかも。」


蕨も微笑みながら話を続ける。


「そこであの子、えっと…あづきちゃん? が割り込んできたの。」


堅苦しいオーラで嫌味ばっかりを言ってくる生徒会長の顔が二人の脳裏に浮かぶ。蕨のことを悪く言ったのが許せず未だに腹立々しく感じる。


「来ましたね… あの人、何が気に食わなかったのかな…」


「まぁまぁ落ち着いて。自分の学校の可愛い後輩が女の人と一緒にイチャついてるんだもの。それはもう嫌味くらい言っちゃうわよ。」


ちょっと馬鹿にしたような目をし、舌をちょろっと出しながら笑う。今の香駿はその姿までもが愛おしく見えてしまう。


「んで、私があの子の発言を否定しようとしたら、あなたが前に出て沢山の人の前で堂々と私のことを好き! とか自分から告白したとか叫んじゃうんだもの…」


「あはは、今思ったらかなり恥ずかしいですね… あの人を納得させるには僕の口から好きといった方が信じると思いましたので。 あ、でもそのあとお姉さんが僕に…」


そこまで言ったところで口が止まる。蕨は顔を赤くしながら下を向いている。


「あの、さ私はその…本気だったり、するんだけど…香駿君は、その場しのぎなだけ…だよね…」


それで精一杯だったのだろう。また黙り込んでしまう。ここは男としてリードするべきだろうがいかんせん恋愛経験がないため、香駿も黙り込む。また間が空いてしまう。


(これって告白でいいのかな…でも今朝会ったばかりだし…お姉さんが好きかって言われてもわからないし…一緒にいて楽しいとは違うよな…)


三分ほど考え続けたが答えが出てこない。そうして五分経ったところで蕨が思い出したように立ち上がった。


「あ! 時間! もうすぐで九時になるよ!」


蕨に言われて気が付き時計を探すが見当たらない。そこでまた新たな疑問が生まれたのでどうかとは思うが答えを出す前に質問する。


「あの、さっきの話を無視しての質問になりますが気になっちゃったので質問させていただきますがここはいったいどこですかね?」


さすがに普通に質問するようなことはできず、口調が変になってしまう。


「ん? 私の家だけど? あっ、どうせなら泊まっていく?」




また倒れた。




いやぁ、案の定遅くなってしまいましたな。若苗きぃです。

以前にも書いたと思うのですが前書き→本編→後書きの順番で書いているんですよね。だから前書きを書いているあたいにゃ本編の内容も書きあがるまでの日数もわかんねえんだよ!と姉御風に叫ばせていただきました。結構まじめに言いますとTwitterの方でいつ書きあがるかの告知をできないんですよね。これあれですわ、書籍化するときに締め切りを伸ばすタイプの人ですわ。


あ、書籍化のことなんて全く考えてませんよ!(震え声)


はい。すみません。結構夢だったりしますが文の書き方がしっかりしてない以上ありえない話ですね(´;ω;`)


それで今回のお話なんですがこれまたもう少ししっかり書きたかったな感はありますね(笑)

グダグダしすぎるというか、表現力の問題でお話はできてるのにどう書けばいいかわからない!ていうパターンばっかりです(笑)

まぁ、それはそうと書き終わったので良かったと思います。


それと、ブクマに登録してくださってる方が現時点で四人もいてくださってうれしい限りです!ありがとうございます!


今回のあとがきは私情ばかり書いててどうも納得いきませんがここでしめさせていただきます。

甘党男子と女性警官第八話、読んでくださってありがとうございました!次回もよろしくお願いします!若苗きぃでした!


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