イチャイチャパニック
いやはや、またもや遅くなってしまって申し訳ないです。若苗きぃと申します。
今回も何回か分けて書いたので遅くなっちゃいました。すみません。
なんせ卒業式と打ち上げがドバっと来たので…楽しかった。
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さて、香駿と蕨に降りかかるパニック!第六話、どうぞお楽しみください!
二人同時にクレープに噛みついた。
「ん? はむ、ふむ、、、んん?、、、んんんんんんんんんんんんんんんんん!!」
一口食べ口をもぐもぐと動かしながら奇声に等しいレベルの歓声をあげる。
「ひゃっ⁉ な、なななななななな、なんれすふぁ⁉」
急な奇声、もとい歓声に香駿は大きく反応してしまう。人気なクレープ屋の前で奇声を発し、それに少年が驚きながら飛び跳ねる。当たり前のごとく観衆から視線が一気に飛んでくる。
「いやぁ、さぁ! これ、ほんっとにおいしいんだよ!! バナナは口溶けがいいというかとってもクリーミーで、バニラアイスの冷たさとシンプルな甘みに溶け込んできちゃってそれに加わる生クリーム! これはギネス級だよっ!」
体全体を動かしながら美味しさをアピールする。香駿は蕨がこんなに喜び、はしゃぐなど思っていなかった。大人なはずなのに悪戯好きだったり甘いものではしゃぐなど子供のようなところもある。やはり香駿から見ても警察とは思えない。
「ちょ、ちょっと落ち着きましょう? みんな見てますよ?」
まだ心拍数は速いままだがいまだ目をキラキラ輝かせる蕨をどうにかなだめようと声をかける。
「ん? 香駿君食べたいの? 仕方ないなぁ、ほら、口を開けて!」
何を勘違いしているのか香駿が口に入れてと言ってるように言葉を受け取られる。謎の現象によりお花畑になっているようだ。
「違いますよ! それよりもはやkハムッ……んんんんんん! おいしぃぃぃ! なんですかこれ⁉ 生地の焼き加減とか完璧じゃないですか⁉ お姉さんが言ったことそのまんまですよ!」
美味しい。急に人前で食べかけのクレープを口に突っ込まれたことに関しての恥ずかしがるような言葉より先にクレープの感想が出るほどだ。完璧に二人の世界に入り込んでいると少し遠くから声が聞こえてきた。
「あれ? アイツ、俺らと同じ学校じゃね?」
(あ…終わったかな☆)
聞いたことない声が自分のことを指していると思いチラッと横目で声が聞こえてきた方向を見る。
そこには、香駿が見慣れているどころか現在着用している制服姿の男子生徒二人がこちらを見ていた。
「あ、あの、お、お、お姉、さ、さん、移動しません? というか場所変えましょうよ!」
冷や汗をかきながら場所を変えたいということを必死に伝えた。が…
「ふぇー? なあに? もっと食べたいのー?」
(ダメだこの人ーーーーーーっ!)
蕨はとっくに動けない状態どころか言葉を理解しきれていない。少なくともあと30分は動けないだろう。
いっそのことおぶるのも考えたが、人に囲まれている中お世辞にも自分より体が小さいとは言えない人をおぶりながら走るのには無理がある。
「どうしようか…お姉さんがこんなだと逃げようがないんだよな…」
そんなことを考えていると遠くから声が響いた。
「ちょっと! あなたたち!」
いかがでしたでしょうか!第六話!若苗きぃです!
個人的にはもうちょっとしっかり書きたかったのですがとりあえず更新して生きていることを示さなければと(笑)
最後の最後に誰か出てきましたね。いやぁ誰でしょうか…私にはとっくにストーリーが出ております故、気長にお待ちください!
この流れで出るとなればやっぱり…予想がついたりはするはずです!ゲへへ…
あ、前書きにも書きましたがTwitterを始めたので是非フォローお願いします!
以上、甘党男子と女性警官第六話、これにて幕閉じとさせていただきます!
ありがとうございました!
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