第2話 社会と天才
この小説はオリジナルです。個人が趣味程度に書いているため、間違い等があるかもしれません。温かく見守ってくださるとうれしいです。
今日もまた、昨日と変わらない日の光が差し込んでくる。相変わらず受験生という肩書きだけで自覚のない私(浅川結衣)は、勉強することを渋っていた。ちなみに言い忘れていたけど、最近は毎日家で過ごしている。えっ、学校は行かないのかって?学校には行かないよ。だってつまらないもん。いや、実を言うとね、学校に行きたいんだよ。でも、興味のないことを学ぶのが辛いの。私はただただ自分の好きな化学とか地学とかをひたすら学びたいだけなんだよ。それをさ、どっかのお偉いさんが5教科7科目?8科目だっけ?を全部学べと。しかも受験でその出来不出来を競わせられて大学に入れるか決められるんだよ。私は思うんだよ。学びたいことを学べばいい。学びたくないことは学ばなくていい。大学に入りたければ入ればいい、それも希望するところに。意欲を持っていさえすれば受け入れてくれればいいじゃない。今の社会風潮ってさ、いい大学を出ていい仕事に就いて高い給料をもらっていい生活できれば全部OKみたいなところあるでしょ?でもさ、人によって得意不得意ってあるじゃん。例えば私なんかだと国語がぜんぜんダメ。登場人物の心情とかまったく分かんない。しかもその問いに限って配点がめっちゃ高いのよ。マジ許せんなぁ。それで全科目ができないと行きたい大学に入れなかったりするんだよ。学びたいことが学べる大学って選ぶのが重要じゃん?そこで好きなことを極限まで学んでとことん突き詰めればいいわけよ。なのにそんなとこに限ってレベルが高いんだなこれが。で、その席を一部の天才たちがかっさらっていくってわけ。今の世の中、全部できるっていう神のような存在がいい生活送れるような構造になってるんだなって改めて実感するよ。私みたいな人は選択の余地が最初から与えられてないのさ。こんな環境でさ、勉強しろとか言われても負けるとわかってる戦いに臨む気力なんてわいてこないっつーの。誰かこの偏った社会を変えてくれないかなぁ。
次回更新は未定です。




