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第7話・行動開始2
・・ザクッザクッ。たった今殺した死体の上を当たり前のように、普通に踏み越えて、死神を狩る人間は歩いていった。
(今日で、17体目。)
そう思いながら。
次の日も、次の日も、獲物を見つけたら近づいていき、感情を引き出させて・・・殺す。殺すことや、警察に捕まるかもしれないという心配事は今はもうない。そんな生活が身についてきたころ。
ある日、次の獲物を探そうと死神を狩る人間は大通りを歩いていた。
しばらくすると、死神を狩る人間はあきらめ初めてきた。なぜなら、そう簡単に死神が見つからなかったからだ。
しかし・・・死神を狩る人間が帰ろうとしたころ、偶然次の獲物を見つけた。
死神を狩る人間は、ニヤリとした後、私の手掛かれば死なない死神などいない。そう思いながら、獲物に近づいていった・・・。
その時に狩った獲物が運命の分かれ道だったとは、誰も・・・悪魔でさえ・・・もしかしたら、神様でさえ・・・予想しなかった・・・いや、予想できなかったに違いない。
その獲物は、裕哉と同じ学校の生徒だった。