第5話
翌日の朝、ぐっすり眠ることができたので今日はとても調子がいい。
顔を拭いて、着替え終わったので宿屋で朝ごはんを食べ、昨日行けなかった冒険者ギルドに向かった。
ギルドの中は昨日と同じように朝から賑わっていた。その中を歩きながら受付の方を見ていると、
昨日知り合ったミリアさんがいたので、
「おはようございます。ミリアさん。依頼を達成したので確認してもらっていいですか。」
「はい、大丈夫ですよ。それでは、証拠となるものをこちらに出してください。」
そう言われたので、バッグの中からゴブリンの耳を32個、薬草を24個出すと…
「す、すごいですね。新人でこんなに多くの素材を持ってきたのは初めてですよ〜!もしかして、素材を貯めておいたんですか〜?それにしては新鮮な薬草なんですけど。」
「ミリアさん急に話し方変わりましたね。それは昨日の間に集めた素材ですよ。朝から夕方まで集めたので結構な量になっちゃいました。」
「そうですか。仕事中はこんな話し方しないように気をつけてたんですけど、つい興奮しちゃって。報酬は銀貨2枚、大銅貨3枚、銅貨が二枚となります。新人の報酬とは思えない量ですよ〜。」
「まーたまたま得意な依頼だっただけですよ。これぐらいなら毎日取ってこれそうですね。」
「それならこれからも頑張ってください。今回の依頼でゴブリン討伐を6回分、薬草採取を4回分達成されたことになり、、合計10回達成されたことになるのでEランクにランクアップできますよ〜。」
「それならお願いします。」
「それならギルドカードを渡してくださいね。……、これでEランクになりました。
ランクが上がるごとに魔物も強くなるので気をつけてくださいね〜。」
「それじゃーさっそくまた依頼を受けたいと思います。」
「リョータさん気をつけて行ってきてくださいね〜。調子に乗って死んじゃう人も多くいるので。」
「わかりました。アリアさん、行ってきまーす。」
それから掲示板を見て
(ゴブリンだとそろそろレベルが上がらなそうなので、もっと手応えのある相手がいいなー。)
そう思いながら探していると
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オーク討伐(E級)
森に生息しているオーク三体の討伐。オークの耳1つにつき大銅貨2枚。
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(丁度良さそうな依頼で報酬も多いのでこれにしようか。)
と依頼を決めたたのでギルドからでて、昨日と同じ商店に向かった。
商店のなかで、MPポーション2つを銀貨2枚、昼食としてサンドイッチを銅貨2枚で買って、森に向かった...。
サーチを使いながら森を歩いていると、オークの居場所を見つけたのでそちらに向かうとファイアボール
を唱えてオークを牽制し、ひるんだところを剣でぶった切る。2匹以上の時はアロー系の魔法を使って1匹倒し、残りの攻撃を避けながら剣で攻撃しながら倒したり、魔法を打ちまくって倒す。
そんなことを繰り返すこと数時間、いい感じにレベルも上がり魔法と剣のスキルレベルが上がったので今日は昨日より早めに終えて、ギルドに向かった。
「こんにちは、アリアさん。依頼の達成を報告しに来ました。今日はオークを25体も討伐できました。」
「登録して2日目でそんなに討伐するなんてすごいですね。これは将来本当に期待できそうですね。それでは報酬の銀貨5枚です。」
「。まあ、期待にそえるよう頑張ります。」
そういって彼は宿のほうに向かった。...
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名前:リョータ=ヒロセ
年齢:17
職業:魔法剣士(武闘士、剣士、鑑定士、魔法士)
レベル:20
HP:270/270
MP:232/232
ATK:189(126)
DEF:162(108)
MATK:158(105)
MDEF:138(92)
VIT:165(110)
スキル:言語理解、剣術(D級)、体術(E級)、サーチ(D級)、鑑定眼(F級)、火属性魔法(E級)、水属性魔法(F級)、土属性魔法(F級)、風属性魔法(E級)、光属性魔法(F級)、闇属性魔法(F級)、無属性魔法(E級)
残りポイント:174
持ち物:銀貨9枚、大銅貨3枚、銅貨11枚、ブロンズソード、HPポーション×2、MPポーション、剥ぎ取り用ナイフ、魔石(極小)×67