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プロローグ

俺は広瀬涼太17歳、普通の高校に通う高校三年生だ。

中学までは友達がいたが、高校生になってからは知り合いがいなくなり、いつのまにかぼっちに。

そんな俺だが、勉強も普通にできたし、スポーツも得意だ。ただ、苦手なのが人と話すこと。

そのせいで、いまだに彼女はできたことがない。


普段のように学校から家に帰るまでの帰り道で

(こんな退屈な日々を変えてくれないかなー)

とぼんやり思いながら歩いていると、突然目の前に落雷が落ちてきた。

気付いた時にはすでに遅く、彼は雷に巻き込まれ死亡した。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「んー、ん、あれ~ここどこだ。俺確か雷打たれたよな~。もしかして生き残ったのか。」


「残念だがお主はすでに死んでおるよ。そしてここは天界じゃ。」

と急に目の前から白髭を生やしたおじさんが現れた。


「じゃーもしかして、爺さんが神様なのか?」


「まーだいだいは間違ってないかのぉ~。実際は世界の管理者であって、全知全能をもっていたりはしないがのぉー。」


「そうなんだぁー。で、どうして俺をこんな場所に呼んだんだぁ。」


「それはわしのミスでのぉ~、お主を間違って殺してしまったんじゃ。本来は幸運になるようにしようとボタンを押したんじゃが、間違って雷ボタンをおしてしまったんじゃー。すまんのぉ。お詫びとして特別に異世界に行ってもらおうと思うんじゃがどうかのー。今なら特別なサービスもあるぞー。」


「どうしてそんなボタンを間違えるんだよー。まあでも、別に未練があるわけでもないし異世界に行けるならいっか~。サービスって例えば、チートなスキルとかがもらえるのか?」


「まーあげてもいいんだけどのー。最初から強すぎるとこちらも面白くないからのぉ。ゲームのように自分でポイントを使って強化していってほしいの。スキルに使うのもよし、攻撃力に使うのもよし。そっちのほうがわしも楽しめるしのぉ。」


「まー最初から強すぎるのもつまらないしなぁー。俺としては、ある程度やり込めるほうがおもしろいし、そういう点では、自分で能力を強化していくっていうのはいいなぁ。それでポイントってどれくらい手に入るもんなの?」


「まず転移ボーナスとして100ポイント、レベル1~100までで、1レベル上がるごとに5ポイントじゃの。スキルはF~Sまでで、1,2,4,8,16、32,64ポイント必要となっているし、能力値もポイントを使って上昇することができるんじゃ。」


「結構ポイントはもらえるんだな。それじゃ、そろそろ転移させてくれ。」


「わかった。一応こちらで必要最低限のものは渡しておくので、転移後に確認しといておくれ。お主の力だし変なことに使わんと思っているが、正しく使うようにしておくれ。

それじゃー、新たな人生を楽しむのじゃぞー。」

と神様の声を聴き終えた瞬間、

目の前が真っ白になり、

光に包まれながら消えていった。


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