犬は鳴くもの吠えるもの
犬は鳴くもの吠えるもの・・・とはいいますが、昔と違って今は問題となりやすい。
外で番犬として多く飼われていたのが一昔前。
TVドラマの夜のシーンなどで、どこからともなく「ワンワン!」と聞こえる設定も、すでにNGな時代になってしまったかも。
ああいう時に犬が鳴くのは、ドロボウなどの不審人物に反応したことが考えられますね。
自分の陣地を守るのが犬という動物です。
最初、自分の姿を見ると吠えていた犬が、顔見知りになると吠えなくなり、尻尾を振るようになった経験はありませんか?
犬が鳴くのにはそれなりの理由があります。
仕事から飼い主さんが帰ってきた時、嬉しくて興奮して鳴く。
通行人の話し声に反応して、通りすぎるまで吠え続ける。
これが深夜のこととなると大変です。
世の中が24時間動いている現代。
昔は電車もバスも最終便が早く、24時間開いている店もありませんでした。
明るいうちに活動し、暗くなれば仕事を終えて家に帰る生活を皆が送っていました。
そんな落ち着いた時代であれば、犬たちも安心して暮らしていられたのでしょうが・・・。
深夜、日付が変わった頃、ワイワイ話しながら近くを通りすぎる見知らぬ人間に、反応してしまう犬も当然いるでしょうねぇ。
そしてそんな時、犬が悪者になってしまうのが、犬好きとしてはちょっと切ないです。