日本犬には独特の魅力がある
日本犬には独特の魅力があります。
精悍な体つき。
短めでそれでいてフカフカな毛皮。
ピンと立った小さめで肉厚な耳。
くるんと巻いた尻尾。
まさに犬らしい犬・・・そう納得してしまいますよね。
洋犬と日本犬の比較をよく目にしますが、フレンドリーな洋犬に対して、初対面の人には警戒心を崩さず、飼い主一筋のイメージがあるのが日本犬ですよね。
それは狩猟犬として、日本の野山を駆け回ったルーツがあるからかも。
熊狩り、イノシシ狩り、様々な狩りの場面で、時には主人と離れて単独行動。
犬自身の判断で動くことを要求された歴史があるから。
人なつこい性格は、裏を返せば人間に依存しがちな性格で甘えん坊、ということも言えます。
日本犬は本来、それとは反対の性格です。
とはいえ、主に狩猟犬や番犬として活躍した時代から、愛玩犬として飼われる日本犬も増えました。
初対面でニコニコしながら、尻尾をフリフリ近寄ってくる日本犬が増えましたね。
昔からの日本犬フリークには物足りない部分もあるようですが・・・。
フレンドリーにせよクールにせよ、穏やかに、あるいはにこやかに。
犬が幸せそうに暮らしていれば、それでいいのかもしれませんね。




