戦争は、人も犬も巻き込んで行く
幸いなことに、日本では先の大戦から半世紀以上、戦争に直接巻き込まれずにきました。
ただし、世界各地で戦争や紛争はずっと起き続けており、日本近辺で起きていたトラブルに関しては、アメリカ軍が解決してくれただけのこと。
そうでなければ日本を守るために戦うこともあったにちがいありません。
いざ戦争になり、それが長期化しようものならば、人ばかりでなく家畜やペットたちも大変な目にあうことになります。
無理矢理飼い主と引き離された飼い犬たちが、数多く殺されていった時代が遠くない昔にありました。
戦争は「平和、平和」とお念仏を唱えているだけで、避けられるものではありません。
それを避けるためのありとあらゆる努力が必要となります。
この何年かの世界情勢は、第二次世界大戦前の状況に似ているとも聞きます。
日本の位置している極東地域は、世界でも一番の火種を抱えた場所です。
戦争を避けるためのヒントは歴史を学ぶことにありそうです。
先人たちが日本を必死になって守ってきてくれた近代史は、大変参考になるでしょう。
明治維新から日露戦争、そして太平洋戦争まで。なにが原因で戦争が起きたのかを知り、どうすれば避けられたかを考えていく作業は大切です。
愛犬たちが殺されていった悲しい歴史を繰り返さないためにも、一人一人が賢くなりたいもの。
幸運なことに、日本人にはそれが許されています。




