犬をさわったら手を洗う
犬も屋内で飼うことが多くなった時代、当然、犬に触れる機会も増えますよね。
さわった後どうするか。
次の作業に入る前に手を洗う習慣があるでしょうか?
もちろん、きれいに手入れされている犬も多く、ちょっとなでた程度では、汚れもあまり問題にならないかもしれません。
でもそんな時でも、料理をする前とか、食べ物を口にする前には手を洗いたいところ。
犬のコミュニケーション手段として大事なのは『におい』。
他の犬のお尻をかいだり、道ばたで電柱やら塀やらのにおいをかいだり。
また、土を掘り返すのも得意ですよね。
アスファルトでも掻いたりけったりします。
目にはみえないけれど、犬の口や手足には案外汚れがついています。
爪などに土壌中の雑菌がついているかも。
その雑菌を、食べ物を介して取り込んでしまうやもしれません。
まぁ、通常の生活をしていればそんなに怖がる必要はありません。
人間のお腹の中にも、腸内細菌が普通に暮らしていて、人間の体調を整えてくれています。
問題は、免疫のない小さな子どもや身体の弱ったお年寄り。
たまたま重大な病原菌がついていた時に、それを彼らの食べ物につけて食べさせてしまい、それが原因で具合が悪くなる可能性もあります。
《外から帰ったら手を洗う》ことを子どもたちに教えるように、
《動物を触ったら手を洗う》ことを、子どもばかりでなく大人たちも習慣にしておくと安全ですよね。




