あの日一目散に逃げた自己中の罪滅ぼし
早く逃げてよ。
歓楽街に鳴り響いた銃声。
彼女を守らず一目散に逃げた。
人の命より自分の命の事しか考えられなかった。
そんな罪を償うために毎日病室へ訪れる。
君の声は聞こえてこない。
だけど僕は話し続ける。
この話しかけることに意味があるのか?
ないかもしれないけど話続ける。
それ以外に罪を滅ぼす方法が分からないから。
誰のためにやってるの?
自分のためだよ。
もやもやする気持ちを少しでも抑えるために。
だから僕は自己中で最低な男なのかもしれない。
評価お待ちしております。
それではまた次回!