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新川のアセスメント

ライブ編、だいぶ長いですね、すみません。

 

 久しぶりのライブ会場で、歌うことにある程度は集中を割かなくてはならなかったが、真の目的はゆきのの体調不良の原因を探ることだった。


 ライブハウスは、本番ではなかったからかライトもひかえめだったので少し肌寒い感じがしたが、開始後はダンスが続く構成の影響もあり、ステージ上の温度が上昇するのを感じた。ダンスが続く『プラス plus』のメンバーは水分補給が必要になるのだろう。そして、歌に焦点を当てると、味のないミネラルウオーターを飲んだほうが、その後も上手く歌えるだろう。


 ライブハウスはそれほど大きな作りではなく、音響的にはやや反響が大きすぎると思ったが、曲によって、高音部の音量を絞ることで、ある程度バランスがとれているように思えた。

 コンサートほど大きな規模ではないので、 シンプルな平らな舞台で、会場スタッフの動きも無駄がなく慣れているようで物理的危険度は低いと思われた。


 曲と曲との間には早着替えが二回入ったが、比較的余裕のあるセットリストになっていると感じた。

 その分、いい意味でも悪い意味でも歌が目立つ構成になっているので、歌唱力は重要だった。今回の新曲の途中で、ゆきのの声が出なくなったら、目立つだろう。


 コーラスとしてステージに上がってリハーサルでの雰囲気を見ていたが、メンバーはまとまっているか、と言われると、自分には分からなかった。リハーサルだけではなんとも評価できなかった。

 事務所がオーディションでメンバーを集めてグループを結成し、そのグループが楽曲と時流に乗って、思った以上に人気が出ているということだろう。


 オーディション時に経験者を集めた、というのは納得できる。もともとダンスができる中で、容姿がよく、歌の上手な子を集めたのだ。自然発生のグループより商業的ではあるが、利害関係が一致すれば、事務所としてもコントロールしやすい。


 私の正直な印象を言えば、誰かの足を引っ張ろうと思うほど、他人に興味がないようも思えた。派閥がある印象ではない。

 リリアはあまり打ち解けていないように見えたので、私自身が教えて反応を見たのだが、単純に歌うことに興味がない印象だった。 教えれば飲み込んで自分のものにすることができて、あえてなにか積極的に妨害する印象でもない。


 ゆきの自身も問題なく歌って踊ってた。ダンスの後にせき込むとか、喘息発作のような症状とか、そういったものもない。歌の間には水を飲むように須藤に指導されて、ミネラルウォーターをマネージャーが渡した時も異常はなった。

 今までは休憩の後に具合が悪くなった・・・ということだが、今日はそれもなさそうだった。



 上手く歌えない部分は須藤が個別指導をして、より完成度が高まる。


 ゆきのはのどの異常を訴えることなく、今日のリハーサルは終了した。

更新期間が延長するかもしれませんが、もう少し頑張ります。

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