表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

36/38

第27話 『次元喰いの娘』と『次元産みの娘』

最終話まであと少しです。


令和2年1月21日

誤字と言い回しを修正。

天界。

それは世界を管理する神々の住まう場所。

神聖なる場所。

侵されざる場所。


その天界に行く方法は限られている。


天界へ続く塔や高山を踏破してたどり着く。


異世界から転生・転移する際の中継点として。


最後が『無理やり天界の壁をこじあける』というものだ。


『次元喰い』の配下は天界の壁をこじ開けるほどの力を持たない。


それを行うのは『次元喰いの娘』と呼ばれる、次元喰いの分体・・だ。


次元喰いは配下に世界を滅ぼすほどの力を与えるとともに、自らの分体を案内役として与えておくのだ。


『激竜走団』にもその案内役である『次元喰いの娘』が同行していた。


彼女は天界の壁を見つけると、それを自らの力で壊し、『激竜走団』をそこに侵入させた。


それで彼女の仕事は終わりだ。

仕事が終わった『次元喰いの娘』はその力を使い果たして消える。


はずだった。



「なっ?ここは?」

「気が付きましたか?」


『次元喰いの娘』は目を覚ました。


自分は死んでいない。


そして、目の前に居たのは女神だった。


「間に合ってよかった。あなたは消えるところでしたから」

「消えるのは私の定め。なぜ邪魔する?」

「『次元喰いの娘』を捕獲・・するのは、今や全ての天界での行われていることですのよ」

「なっ!私の正体を知ったうえで!」


ベッドから起き上がろうとするが動けない。


どうやら体が動かないように、神の力で縛り付けられているようだ。


しかも、死なない程度にしか回復されていないので、その拘束を振りほどけない。


「我々『次元喰いの娘』を捕獲しても何の意味もない。貴様らに次元喰いを滅ぼすことなどできないのだからな」

「次元喰いの存在は善でも悪でもなく、世界を滅ぼす一つの摂理。ですが、我々も黙ってそれを受け入れるわけにはいきませんの。ですから、次元喰いへの対抗手段を探すためにもこうやって捕獲することにしたのですよ」


女神は『次元喰いの娘』を少しも恐れる様子などなかった。

そもそも『次元喰いの娘』は天界の壁を壊すための役割しか持たず、大した力など無いのが共通認識だったのだ。


パキイイイン


何かが割れる音と共に、ベッドから起き上がる『次元喰いの娘』。


「まさか!」

「もしかして、『次元喰いの娘』の娘を捕獲したのはお前が初めてか?それとも」


『次元喰いの娘』の手に黒い物体が現れる。


「『次元喰いの娘』を捕まえた奴は全て『天界もろとも消滅』したから、その話が伝わってないのか?」

「そ、そんな!」


初めて女神は狼狽した表情を見せた。


何の力も残っていないはずの『次元喰いの娘』が、天界を滅ぼす力を持っているなんて!


しかしそれなら納得がいく。

ふいに天界が消滅しても、それは『次元喰い』に喰われたと思われるだけ。

まさか捕まえようとした『次元喰いの娘』が滅ぼしたなどと誰が思うだろうか。


『次元喰いの娘』には安全装置が付いていたのだ。

だからこそ、『次元喰い』の存在がいかなるものか、それに近づく事などできないのだ。


「消えろ」

「あなたも消えるのよ!」

「元々私は消える存在だ」


手のひらから黒い物体が宙に放たれ、膨らんでいく。


「さらばだ」


黒い光はさらに膨らみ…


バシュッ!


それはふいに現れた男が持つハンマーの一撃で消滅した。


「なっ?!」


『次元喰いの娘』は驚愕する。


「危なかったな」


そこに立っていたのは、聖鎚エクシード・カリビアーンを肩に担いだアキラだった。


「間一髪だったのじゃ」

「あれだけの異常なエネルギー反応なら、すぐに場所は特定できます。そして、天界では緊急時の移動は一瞬でできますから」


最高神代理エリオスはシュリナに肩を貸してもらいながら付いてきていた。


「勇者?いや、いかにチート能力を持った異世界の勇者でも、あれを消し去れるのか?」


『次元喰いの娘』は首をかしげる。


今の黒い物体は『消滅』という概念そのものだ。

それを消し去ろうとするものすら『消滅』させる。


その力を上回るには、そもそも次元喰いに太刀打ちできるくらいの『格』が必要なのだ。


「この聖鎚エクスカリビアーンは概念系の攻撃も打ち消せる」

「それでも無理なはず!消滅や絶対死など概念同士の優劣は『格』で決まる!たかが主人公・・・の『格』では…貴様?何者だ?」


『次元喰いの娘』はようやく、アキラの纏う雰囲気が普通でないことに気が付いた。


「そこの女神様」

「女神サフランですわ」

「女神サフラン、そいつを捕まえてくれて感謝する。おかげで、俺のがここに来る条件が揃った」




アキラの体から、何か靄のようなものが抜け出していく。


それは集まって固まり、人の姿となり、まるで未来的な宇宙服のスーツ…平たく言うとレオタード的なデザインだがあちこちが集積回路のように光り輝いている服…を着たような女性へと変わっていった。


その表情は涼やかで、眼鏡をかけた知的美女といった印象だったが、その纏う雰囲気は神すら圧倒するものだった。


「次元喰いに近い者がそこに居ること。それが現れることができる条件だ」

「まさか私と同格の存在だというの?いったいお前たちは?!」

「我は『ウルティ』」


彼女・・はそう名乗った。


「我の祖は『次元喰い』と対をなす存在『次元産み』」

「私と同じような存在だと言うの?!」

「我は『次元産みの玄孫やしゃご』。故に、このようなこともできる」


『次元封印術』の水晶玉を取り出すと、まるで蛇のようにそれを丸のみにした。


「あの水晶玉はこの世界の外に放り出した。あの水晶玉の世界が壊されても、次元喰いはこの世界には来られない」

「おのれっ!あぐっ!」


がしっ!


ウルティは『次元喰いの娘』の首を右手で掴み、持ち上げる。


「我の持つ力で『次元喰いの娘』の能力を全て相殺する。貴様に残されるのは、尖兵どもと一緒に活動していた時に得た僅かな知識と能力だけだ」

「や、やめろ…我が母が、次元喰いが決して許さぬぞ!」

「全てを失った貴様など見捨てられる。そのくらいわかっているだろう?」

「やめろ、私は死にたいのだ!死なせろ!うあああああああああっ!」


二人の体に激しい稲妻が走り、そして『次元喰いの娘』はぐったりとして沈黙した。

ウルティはそれをまるでゴミでも扱うかのようにベッドに放り投げる。


「こいつがかなり弱っていたせいか、まだ我の力が余っているな。これではこの世界に居られないか。おい、そこの神」

「わ、わたしっ?!」


部外者目線だった元最高神代理エリオスは急に声をかけられて慌てる。


「天界から出て最高神から堕ちたのだな?力を戻してやる。来い」

「え?うそ?そんなことできるの?」

「早くしろ。ゆっくりしていると、この我がこの世界に居られなくなる」

「はい。じゃあアキラさんたちにも借りを返さないといけないので、最高神に戻れるなら、ぜひお願いします」


がしっ!


「え?」


ウルティに抱きすくめられるエリオス。


「お前の$&%28-S△はいくつだ?」

「な、なんですのそれ?」

「最高神のくせに知らないのか。ならば調べるまでだ」


ぶちゅう


「はうっ?!」


ウルティはエリオスに強烈な口づけを見舞う。


「…$&%28-S△は1149か。それでは最高神の力を注ぐのにここの時間で84分だな。どうにか間に合うか。いや、それでも力が余る。おい、そこの女神も来い」

「わわわわ、わたしは最高神になんてならなくていいので」

「最高神が何人いても困らないだろう?」

「そんな天界ありません!あっ、えっと、無いです。だから、許して」

「それなら、あとで$&%28-S△が500以上の奴を二人用意しろ。これでわかる」


先ほどどこかに飛ばした水晶玉より小さめの水晶玉が女神アイリスの手に現れる。


「84分以内だ」

「は、はいっ!」

「いなければお前にする。では、いくぞ!」


ギュウウウウウウウウウウウウウウウン!


ウルティはエリオスにキスをすると、すごい勢いで力を注いでいく。


「あ、あああ、やああああああああああっ!」


唇をふさがれながらも声が漏れるエリオス。

その様子を見たアイリスは急いで『$&%28-S△が500以上』という神を探しに行く。


「すごいことになっているのじゃ。アキラよ。これが終わらないとヒノとわらわたちの結びつきを強められないのじゃな」

「そうだな。待たせてもらおう」

「ここでかの?」

「すぐにでもヒノを取り返したいからな」

「それもそうじゃな」


二人は椅子に座って、目の前の惨劇を見学…するには忍びないため、アキラがその娘の話をすることにした。


「さっき言っていた、俺の娘が彼女の祖先になると思う」

「思うって知らぬのかの?」

「まさか玄孫って言われると思わなかったからな」

「つまり、『次元産みの娘』がアキラの娘なのじゃな」

「あいつのような『端末』ではなく、本当の意味での娘だ。だから、今は消滅した『次元産み』の跡継ぎとして新たな『次元産み』となっている」


後ろのほうでそれを聞いていたカナデは理解に苦しんでおり、マーシャは受け継いだ知識の中からかろうじてそれに関する知識を拾うことで理解しようとしていた。


「俺がいた世界が『次元喰い』に消されそうになった時、その世界をかばって『次元喰い』と共倒れになったのが『次元産み』だ。俺は消えゆく彼女に『人間的な跡継ぎを作る行為』を持ち掛け、娘を産ませた」

「それをアキラから持ち掛けたとは意外じゃの」

「『次元産み』は俺のために犠牲になったのだからな」

「どうしてじゃ?」

「それを説明するとものすごく長いが、簡潔に言うと『次元産み』の端末が俺と一緒に行動していて、そのまあ、なんだ」

「惚れられたのじゃな」

「そうだ」

「そんなすごい存在からも惚れられるとはさすがアキラなのじゃ」


シュリナにとってもう嫉妬とか言うレベルではなかった。

それに、自分が『正妻』という自負もあるからこれほど落ち着いていられるのだろう。


「俺が娘と別れる時に、二度とあのような目に遭わないようにと『次元封印術』の水晶玉を受け取った。それでも『次元喰い』の端末が現れて害をなしたときは、自分の端末を送り込むために、俺の魂に『印』をつけた」

「それで、今こうして出てきたのじゃな」

「世界の均衡というものがあって、『次元産み』の端末は『次元喰い』の端末が居れば出てこられるが、それが居なくなれば自分も消えてしまう。先ほど、『次元喰いの娘』の力を失わせたことで居ないこと同然にしたから、自分自身も力を失わせることでここに居られるようにしたいのだろう」

「どうしてここに居ようとするのじゃ?」


シュリナはウルティのほうを見る。

まだまだ時間はかかりそうだったが、横目でじっとアキラを見つめている。

まるで、キスの相手をアキラに投影しているかのように。


「アキラのおっさん。もしかして、玄孫・・っていうのは、3親等以内結婚できないのをクリアするためじゃないの?」

「マーシャ、なんじゃそれは?」

「ボクの世界もそうだけど、血縁者は結婚できないんだ。親子で1親等、兄妹で2親等と考えて、3親等だと結婚が許されない。伯父と姪とかね」

「玄孫は4代後じゃから結婚できるということじゃな?」

「本当は直系血族を除くんだけどね。そこまではわかっていなかったんじゃないかな?」

「つまり、その娘がアキラと結婚したくて、自分の端末である娘に娘を産ませて、それを繰り返させて、ここに送り込んだってことじゃな?」

「それは少し違う」


アキラがそれを否定する。


「ウルティは娘を生んだ母親が俺と一緒に居た時に名乗っていた名だ。つまり、消滅したはずの『次元産み』だ」

「なんじゃと?!」

「気づいてくれたのね」


こちらを横目で見たまま、ウルティはそう言う。


言うといっても、エリオスと激しいキスをしながらなので、ウルティの体そのものから声が出ているように感じる。


おそらく何らかの能力で会話に参加しているのだろう。


「器用なことをするのじゃな」

「もうエネルギーの流れは均一化できた。我は会話に参加する余裕がある」

「それで、ウルティはアキラと結婚したいのじゃな?」

「…」


真っ赤になるウルティ。


「アキラ、ウルティはものすごく純情なのじゃな」

「いや、あんなのではなかったと思うが」

「我は、アキラのおかげで娘をつくり、跡を継がせられた。消滅したはずの我の意識はなぜか娘と共にあった。我は長い間、ずっとアキラの事を考えていた。そして、娘が我をここに送り出す手伝いをしてくれた。だから我は『次元産み』の端末ではあるが、厳密にはまったく独立した個体でもある。この力を使い切れば端末ではなくなるから、ずっとアキラのそばにいさせてほしい」

「アキラよ。これを嫌がったら、わらわはすごい悪妻になるのじゃ」

「いや、俺の妻はシュリナだけだからな」

「わらわは正妻じゃ。ほれ、そこの側室二人も意見を言ってよいのじゃぞ」

「側室?」

「二人?!」


カナデとマーシャが飛び上がる。


「わわわわわわわ、私はアキラ様の所持品のようなものでそもそも人間ですらなく」

「ボクも?魔法少女の時は大人っぽくてナイスバデーだったけど、実際のボクは6歳だよ」

「ほう。ならば妻の座の2番目はウルティで良いのじゃな」

「「うっ」」


その反応でもう何を考えているかバレてしまうカナデとマーシャ。


「2度は言わぬのじゃ。そのような意気地なしにアキラの嫁は務まらんのじゃ」

「好きですっ!私はアキラ様が好きですっ!でも、こんな告白なんていやですっ!」

「どうせチャンスがあっても言うつもりはないのじゃろ?」

「ううう。でも、でもその」

「こんな都合のいいチャンスなどないのじゃ。今だけじゃぞ」

「アキラ様…私もずっとそばに置いていただきたいです」

「あ、ああ。カナデさえ良ければ…いてっ!」


アキラのほっぺをつねるシュリナ。


「カナデさえよければではないのじゃ。『次元産み』すら惚れさせるような男なら、もっと貪欲になるのじゃ」

「すまん。カナデ、お前が必要だ。ずっとそばに居てくれ」

「はい。最初からどんな形でもそばにずっと居るつもりでした」

「わあ、おめでとう」


マーシャがぱちぱちと拍手をする。


「ボクはまだ6歳だからね。今度生まれてきたヒノと恋人になろうかなって思うんだ」

「マーシャよ」

「なあに?」

「今のわらわを見て、何か気づかぬかの?」

「今の…はっ?!」


そう、今のシュリナはアキラからの筋肉を分け与えられてマッチョになっているのだ。


「まさか…」

「筋肉は嘘をつかないのじゃ。ふふふ。答えよ、マーシャ。『アキラが大好きで惚れている』」

「違うから!」

「『Yes!Yes!Yes!』と筋肉は言っておるのじゃ。『アキラと付き合うためなら、ずっと魔法少女で居てもいい。結婚して!抱いて!と思っている』」

「さすがにそれはないよ!」

「おかしいの?『Yes!Yes!Yes!』と筋肉は言っておるのじゃが?」

「おかしいよ!だって、ボクだって、まだ自分自身の気持ちわからないのに!」


ぽろぽろと涙をこぼすマーシャ。


「もう少し、時間がほしかったよお」

「マーシャ」


アキラがマーシャの頭に手を置く。


「俺は賢くて回りに色々気を配れるお前の事が大好きだ。いつも頼りにしている。まだ6歳だから妻にはできないが、ずっと一緒に居てほしいと思っている」

「ずるいよお。アキラのおっさん。おっさんのくせに、どうしてそんなこと言えちゃうのさ。へへへっ。いいの、シュリナさん?ボクってすごく綺麗になるから、正妻の座を奪っちゃうかもよ」

「やれるものならやってみるのじゃ!」


大きな胸を見せてふんぞり返るマーシャ。

しかしマッチョ巨乳という不自然な姿だ。


「アキラよ。もう『筋肉嘘発見器』はいらないのじゃ」

「わかった『筋肉大移動マッスルエントラスト』!」


しゅうっとシュリナの体が元に戻り、改めて大きな胸を強調したポーズをとるシュリナ。


「というわけで、ウルティは4番目じゃ」

「違う5番目…」


ずっと存在感が無かった少女がボソッと言う。


「キャルル?」


そう、聖鎚の化身エクシィと一緒に合流していたキャルルだ。


「その胸は私の」

「そ、そうじゃったな」

「でも、もう手遅れ。私はアキラのものにされてしまった」

「どういうことじゃ?大きさだけは確かにキャルルの『概念』じゃが、この胸そのものではないのじゃろう?」

「この世界へ来るための魔道具はその『概念』を媒介にシュリナ様と私をつないで、その感覚をすべて共有させた」

「「「「なっ!」」」」


それがどういう意味か一同にはわかってしまった。


「いきなり20時間の行為とかありえない。私の初体験を返して。返せないなら、責任を取って」

「うう、これは計算外じゃったの。のうアキラよ」

「いくら貪欲にと言われても、キャルルって子は初対面なんだが」

「でも、ほれ、可愛いのじゃぞ」

「このとおり胸はまっ平ですが…」

「胸は返すのじゃ!でも、どうやったらいいのじゃ?」

「ボクならできるけど、いいの?」

「頼むのじゃ!」


マーシャが霊体用の触手を出すと、シュリナの胸から『E』を取り出し、キャルルに戻す。


するとシュリナの胸がしぼんで、キャルルの胸が膨らんだ。


「うう、残念なのじゃ」

「シュリナさん。妊娠すると授乳のために胸が大きくなるんだよ」

「本当かの?!それは良かったのじゃ!ヒノよ、早くわらわのおなかに来るのじゃ!」

「私の胸。私の胸…えいっ!」


ぎゅむっ!


キャルルはいきなりシュリナの胸を掴んだ。


「ひゃうっ!」

「あうっ!」


同時に声を上げるシュリナとキャルル。


「まさか?」

「やっぱりつながったまま」


どうやら感覚の共有は解除されていないらしい。


「逆も試す」


きゅっ


自分の胸をつまむキャルル。


「あうっ」

「はうっ」


また同時に声を上げる二人。


「転移のための魔道具が原因なのじゃな!それを何とかすれば!」

「これ?」


差し出されたのは砕け散った魔道具。


「ここへ来る途中でモンスターに襲われてこうなった」

「壊れても解除されないじゃと?」

「責任取って」

「アキラっ!」


こうしてなし崩し的に第4夫人まで決まり、ウルティは第5夫人となった。

お読みいただきありがとうございました。

土日で最終話とエピローグまで更新します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ