第21話 ひとつの着ぐるみに3人で
サブタイトルに話数だけでなく、見所のタイトルを入れることにしました。
今までのも順次追加していきます。
シェルクリド帝国へ出発する用意が整った。
街道に出て、熱男筋肉列車を異次元箱から取り出して乗り込む。
アキラ、シュリナ、カナデ、マーシャの他に、モンスター売りの商人の役をやってもらうガリクソンとその仲間たちだ。
「どう見ても商人ではないのじゃ」
シュリナの言うとおり、ガリクソンたちは商人らしからぬ見事な体格をしていた。
彼らは筋肉ギルドと冒険者ギルド両方に所属しているBランクの漢で、商人を探しているアキラたちの依頼を引き受けてくれたのだ。
「自分でモンスターを捕まえる商人なら普通だよ。ふああ」
マーシャが眠そうに言う。
マーシャが眠いのも当然である。
何しろ今は日の出前。外は真っ暗なのだ。
街道を高速移動するので目立たない時間帯を選んだのだが、熱男筋肉列車にはレーダーが付いているので真っ暗でも障害物や人間、魔物なども避けることができる。
「準備はいいか?」
アキラはエアロバイクに乗りハンドルを握る。
「俺はここだ」
ガリクソンはランニングマシーンに陣取る。
そしてガリクソンの仲間4名もそれぞれ動力源となる筋トレ機具に取りついた。
「では出発だ!」
「「「「「おおっ!」」」」」
漢たちの声が唱和し、動き始める機器。
唸る筋肉、飛び散る汗。
そこは漢たちの戦場だった。
そしてすごい勢いで熱男筋肉列車は発車した。
「とても操縦室に入る気にはならないのじゃ」
「奥様、すごい速さですが、眠れますか?」
「速さ以前にアキラたちの声と機械の音と熱気がのう」
はっ!はっ!
うほっ!うほっ!
そいや!そいや!
ガシャコン!ガシャコン!
ギュイン!ギュイン!
「くかー」
心地よさそうな寝息を立てているのはマーシャ。
音などまるで気にしていない様子だ。
「マーシャはよくこの音と熱気の中で寝れるものじゃな。ふああ、わらわも眠いのじゃが」
「それなら、私にお任せください。『吼虎防壁』!」
ドラゴン系の魔術を使いこなすカナデは、回りで虎が吼え立てても聞こえないくらいの防音壁を作り出した。
なぜこれがドラゴン系魔術かと言うと、竜のライバルは虎ということらしい。
その防音壁の見た目は透き通った水色で、人や物などの物体は通り抜けられるが、音や熱は通さない。
「おお静かじゃ。これで眠れるのじゃ」
「奥様、ごゆっくりお眠りください」
カナデは恭しく一礼すると、シュリナがソファーの簡易ベッドで眠るのを見て、そうっと運転室を覗きこんだ。
「はっ!ほっ!ふんっ!」
漢たちは機械をローテーションしながら、ひたすら鍛え続けている。
「あとでタオルとプロテインをお持ちしましょう」
そう言ってカナデはそこをあとにし、ソファーで仮眠を取ることにした。
翌朝。
帝国領が見える手前で日が登り、列車を降りて異次元箱から馬車を取り出す。
そして魔獣玉から馬を2頭呼び出すと馬車に繋ぎ、それに乗り換えた。
魔獣玉の商人から購入した、モンスター入り魔獣玉に入っていた馬だ。
「魔獣玉はモンスター以外も入るのじゃな」
「いや、モンスターしか入らないぞ」
「馬は違うじゃろう?」
見た目には普通の大きさの馬にしか見えない。
「そう思うなら、看破で見てみるか?」
「ふむ?『看破』!」
種族 フルホース
常に誰かに付き従う性質を持つ馬の魔獣。一頭にしておくとどこかに逃げていってしまう。上位種に「エンペラーフルホース」という魔法の弾丸を撃てる魔獣がいる。
「これが魔獣じゃと?」
「普通の馬の5倍は力があるが、飼い慣らしやすいから荷馬として使われるそうだ」
「それは便利じゃの。よし、頑張るのじゃぞ」
シュリナは背伸びしてその鬣をなでる。
ブヒヒヒン!
フルホースはその鳴き声でやる気を伝えた。
「このまま帝国に入ったらすぐに人目のない所に移動して列車に乗り換え、塔のあるエビール湖まで一気に行くぞ」
エビール湖までは街を通過せずに街道の枝分かれだけで行ける。
問題はこの熱男筋肉列車があまりにも目立つ事だ。
誰かに呼び止められたり、絡まれたりしないために、ラーゼルライズ帝国内では夜明け前に移動していたくらいだ。
特に軍の関係者に見つかると厄介なことになりかねない。
だが、アキラ達に抜かりはない。
馬車を止めたのは、街道から少し外れた山のふもとの開けたところ。
「ようこそおいでくださいました!」
ムキイッ!
そこでアキラたちをポージングで迎える漢がいた。
彼こそがこのシェルクリド帝国の筋肉ギルドのナンバー2、ハイドライド・タコツエーだ。
「おお!初めて見るポージングだな!」
アキラはそのポージングが自分の世界に無いものであると気付き興味津々だ。
「ほほう、貴殿ほどの方でも知らぬとは」
ビシィ!
「いやあ、世界は広いですな」
バシイ!
「やめるのじゃー!」
また筋肉会話が始まりそうなので早々に邪魔をするシュリナ。
「すまん。ハイドライド殿、また後日、ご教授願いたい」
「いやいや、それなら移動中にいくらでも」
「おお!」
アキラがあまりに嬉しそうなので、シュリナはもう放っておくことにした。
「それでアキラ殿、例の乗り物は?」
「では、こちらへ」
アキラたちは馬車でしばらく移動して人気の無いところに行くと、熱男筋肉列車を取り出した。
「おお!なんと雄々しい!」
ハイドライドは、列車の車体を頼もしそうに撫でる。
「それで、これは連絡があった通り、供給が可能なのですな?」
「ああ、これが試作機だ」
アキラはその隣に、ふた回り小さな列車を取り出した。
ただし二両編成である。
一般向筋肉列車だ。
武装は無く、車体もベースは木製で、あちこちに鋼鉄で補強がしてある。
タイヤの代わりとして馬車と同じ車輪が取り付けられているため、スピードは馬車並になる。
そして衝撃緩和のサスペンションが搭載されている。
この世界には異世界からのサスペンションが伝わってはいたが、こういう乗り合い列車のようなものは無い。
そしてこの動力は人力、いや、筋肉である。
「さっそく乗ってみていいか?」
「ああ」
アキラは一般向筋肉列車の機関車である先頭車両にハイドライドを案内した。
「おお!」
そこにある様々なトレーニング設備。
ハイドライドには一目見ただけで、自分のどの筋肉が鍛えられるかがわかるほどだった。
「これを使うだけで列車が疾走するのだな」
「その通りだ。ただし今取り付けてある『車両軽量化のための魔道具』はあまり質が良くないので、通常走行にはCランクのビルダーが3人必要だ。ただし、停車中にエネルギーを充填すれば最大5時間の稼働ができる」
ここで言うエネルギーとは電気であり、この世界に充電池は無いため重機のバッテリーを転用してある。
電気を動力に変えるモーターも重機のものだ。
「つまり、ギルドの前にでも停車させておきトレーニングジムとして使うだけで、走行に必要なエネルギーが溜まるのだな」
ハイドライドは満足そうにうなずく。
「将来的にはエネルギーを溜める部分や動力部分をこの世界の魔道具と置き換えられるようにするから、俺たちの帰りを待っていてくれ」
「ああ。その代わり、エビール湖までの『試運転』の許可は既に得ている。そちらの熱男筋肉列車はテスト用だということになっているから、移動するだけなら問題ないはずだ。念のため、俺も同乗する」
「助かる」
シェルクリド帝国内での高速移動時に問題が発生しないよう、アキラたちの居たラーゼルライズ帝国の筋肉ギルドを通じて、シェルクリド帝国の筋肉ギルドに『筋肉を鍛えられ、かつ、それを魅せつつ疾走する乗り物はいらないか?』という話を持ちかけていたのだ。
筋肉漢たちがそんな話を放っておくはずがない。
すぐに飛び付いて、問題なく塔まで行けるような便宜まで図ってくれたのだ。
それができたのも、このシェルクリド帝国の帝王が筋肉ギルドに理解があるために他ならない。
軍備に力を入れているラーゼルライズ帝国では筋肉列車を軍事転用されかねないが、シェルクリド帝国ではそのようなことは無いという。
「陛下直々に『量産できた暁には、災害時や戦争時の民衆の避難に活用してほしい』とのお言葉をいただいている」
「良い帝王なのじゃな。それならば、我らの事情を話せば塔に入れてくれたかも知れぬがのう」
「国の行事に例外は作れないだろうし、断られたとしたら警戒が厳重になるだろ?」
「なるほどなのじゃ」
とにかくトラブルを避けて最速で行かなければならない。
「あと、モンスター購入の件も話が通ったところだ」
「おお!それなら現地で交渉する手間は無くなるな!」
「やったのじゃ!」
アキラとシュリナは手を打ち合わせて喜ぶ。
「では、出発!」
「「「「「おおっ!!」」」」」
再び熱男筋肉列車は大地を疾走する。
時折街道を通る者たちが居るが、それはレーダーで探知して回避する。
「な、なんだあれは!」
熱男筋肉列車を見て驚く旅人達。
そんな人々を尻目に列車は疾走し、塔の立つ湖の手前までやってきた。
そこからは再び馬車に乗り換え、アキラ達は着ぐるみに着替える。
「おお!可愛いのじゃ!」
シュリナの要望通り、コボルドの着ぐるみの顔は、子犬のような愛らしいものになっていた。
「ボクのまで可愛くしなくても良かったのに」
マーシャはそう言いつつも、コボルドの頭をせっせと撫でている。
そしてカナデは宝珠の状態になって、アキラの服のポケットに入っている。
「モンスター商人のガリクソンだ」
「俺はここの塔の警備の統括をしているガイラント将軍だ」
将軍はガリクソンの仲間と、その後ろで荷車を引いているオークやコボルドたちを見る。
「モンスター売りというのも初耳だが、まさかオークたちに荷運びもさせているとはな」
「この国はモンスター不足だと聞いてな、シェルクリド帝国はモンスターが多いから、そこから連れてきたら商売になると思ってな」
「もしや、お前たちは冒険者なのか?」
将軍がじろじろとガリクソンたちを見る。
「そうさ、冒険者だからこそ、こうやってたくさんのモンスターを魔獣玉に集めてこられたんだ。これが、そのモンスターのリストだ」
「おお!これほどとは!この試みがうまくいったら、ぜひこれからもお願いしたいところだ」
「おまかせください。では、配置はどのようにいたしましょう?」
「うむ、これが見取り図だ」
将軍は塔の見取り図を取り出し広げる。
「この塔は天に届かんばかりだが、おそらく7層しかない」
「なるほど」
「だが、モンスター不足なのは冒険者が最も活動する1層だけだ。ここやここが…」
将軍とガリクソンが話をしている間に、こそっとその図面を覗く者が居た。
コボルド2号、マーシャである。
「…で、よろしいですな」
「うむ。では、事前に聞いていた要望通り、中に移動用の馬車が用意してあるのでそれを使ってくれ。おっ?!」
話に熱中していた将軍はコボルドが覗き込んでいるのに気付いた。
「隷属の首輪が付いているから大丈夫だろうが、こやつ、我々の話の内容を理解しているのか?」
「いえ、所詮コボルドなので、興味本位で見に来たのでしょう。ですが害意はありませんから」
ガリクソンはそうフォローする。
そしてアキラ達が塔に入ろうとした時だった。
「わー!お父様!あの子、可愛い!」
「ほしい、ほしい!飼いたい!」
そう言って将軍の元に駆け寄ってくる5歳くらいの少女たちが居た。
将軍の双子の子ども、アリサとマリサである。
「あれは魔獣だから、だめだぞ」
「でもー、危なくないんだよね?」
「うん、それに可愛いし、いい匂いもするし」
モンスターの臭いを消すために使ったハーブが仇になったようだ。
「ガリクソンよ。予定ではそのオークとコボルドたちは中に置いてくると言ったな?」
「はい」
「それなら、ここに置いていってはくれぬか。コボルド2匹くらいなら問題ないだろうし、これは俺がお金を出すから、国にもお前たちにも迷惑はかけん」
「わーい!」
「お父様大好き!」
ムキムキ
ガチガチ
ムキイ!
ビシイ!
「ん?どうした?ガリクソン?オークまで?」
急にポージングを始めたガリクソンとオークを不思議そうに見る将軍。
「いや、そんなに気に入ってもらえて良かったなと思ったらつい」
「オークまで釣られてポーズを取るのか。よく仕込んであるな」
感心する将軍。
もちろんこれは、アキラとガリクソンによる筋肉会話だ。
「ところで将軍、コボルドたちの引き渡しは設置後でよろしいですか?」
「そうだな」
「やだー!」
「今すぐ遊びたい!」
わがままな娘たちが将軍にしがみついてねだる。
「それでしたら、このコボルドは塔の中の、馬車に荷物を積むところまで手伝わせて、すぐに戻らせますので」
「おお!すまぬな!」
「隷属の首輪の設定は将軍とその家族ということで?」
「ああ、それで頼む」
「では、少しお待ちください」
アキラ達は荷車を引いて塔に入る。
塔の中と言っても、ここはまだ通路で第1層ではない。
そして通路に待機していた馬車の中に荷物を運び終える。
そして馬車の中で話し合う面々。
「アキラの事じゃから、どうするか考えてあるのじゃろう?」
「ああ。とりあえずそれを脱いでくれ」
「わかったのじゃ」
「ボクもだね」
二人は頭を外し、着ぐるみを脱ぐ。
「それでどうするのじゃ?本物を捕まえてくるのかの?」
「あんな可愛い顔のコボルドなんていないよ」
「心配ない、これを使う」
アキラは異次元箱からクマとネコのぬいぐるみを取り出す。
「それでごまかせるとは思えぬのじゃが」
『まかせろクマ!』
『まかせるニャ!』
急に声を出して、シャキンと立ち上がるぬいぐるみたち。
「な、なんなのじゃ?」
「これは俺の式神、『8式熊猫鬼』だ。触れた物を動かす能力がある」
『行くクマ!』
『行くニャ!』
驚くシュリナとマーシャを尻目に、ぬいぐるみたちは2体のコボルドの着ぐるみの中に入っていく。
そして、首のないコボルドたちが自分の首を持ち上げて定位置に取り付ける。
「こ、怖いのじゃ!」
「すごい!面白い!」
まったく逆の感想を口にするシュリナとマーシャ。
「応用性の高い8式が使えなくなるのは痛いが、まあ、預けておくと考えておこう。頼んだぞ」
『!』
『!』
無言で敬礼するコボルドたち。
「それで、わらわとマーシャはどうするのじゃ?塔の中に入ったから、もうこのままでいいのかの?」
「シュリナさん、ここからしばらくは見張りの兵士が居るから駄目だよ」
「それなら荷物の中に隠れるのじゃ」
「見つかったら困るって」
そんな二人にアキラが声をかける。
「二人とも、こっちへこい」
「こっちとは?」
「ここだ」
アキラは自分の着ぐるみの背中を開く。
「まさか、そこに入れと?」
「オークは太っちょだからな。二人くらい余裕はある」
そう言ってアキラは背中とお腹のところに入れてあった詰め物を取り出す。
「待ってよ!二人ってボクも?」
驚くマーシャ。
「開いているのは腹側と背中側だが」
「ボクは背中ねっ!」
即答するマーシャ。
おっさんのお腹側より背中の方がマシと思ったらしい。
「わ、わ、わらわはアキラと抱き合った状態じゃと?」
「すまんな、しがみついてくれないとお腹が変な形になりかねない」
「が、頑張るのじゃ」
オークの着ぐるみの中で、シュリナはアキラの腹側に抱きつき、マーシャは背中におぶさるような形になった。
オークの太い足には3人分の足が入っている。
「暑いのじゃー」
「それにしては、おっさんって汗臭くないね」
「レベル999だからな。このくらいの暑さでは汗はかかないんだ」
「わ、わらわは汗くさくても平気じゃからな。妻じゃものな」
「ありがとうよ、シュリナ」
「お願いだから、ボクがいるのにイチャイチャしないでよ」
ふてくされながらも、しっかりアキラの背中にしがみつくマーシャ。
「アキラよ」
「どうした、シュリナ?」
「その、なんじゃ。わらわはこんな胸じゃから仕方ないかもしれぬが、まったく恥ずかしがられないのも複雑な心境なのじゃ」
胸が当たるとか、そういうドキドキさせる要素が無いが、すこしはときめいてほしいと言いたいらしい。
「あ、すまん、考えないようにしている」
棒読み気味に答えるアキラ。
「ん?おお、別にいいのじゃ。うん、少しでも意識していてくれるならいいのじゃ」
少し嬉しそうなシュリナ。
そうやって準備をしている間に、ガリクソンは式神入りのコボルドを将軍に届けに行った。
「お待たせしました」
ガリクソンが戻ってくると、一行は馬車で塔の第一層に入っていく。
「すごいな…」
中の景色を見て感嘆するアキラ。
「そうですね、ここまでの大きさだとは思いませんでした」
塔に入ったことが無いガリクソンとその仲間たちも驚く。
そこは塔の中とは思えない、空が見える広大なフィールドだった。
出てきた所とはるかかなたに壁が見えるので、かろうじて屋内だとわかる。
「見えないのじゃー!」
「ボクも見たいよ!」
「もう少し待ってろ。兵士が居ないところまで移動する」
「何分くらいかかるのじゃ?」
「さっき、ボクが地図を見た限りでは、第一層は15人の兵士が居るらしいよ」
マーシャは『完全記憶倉庫』でさっきの地図を全て記憶していた。
「兵士が居るのはほとんど外だからな。よし、ここから見える範囲に15人いる。それが見えなくなったら着ぐるみを脱いで、列車を出そう」
「アキラさん、あまり大きな音は出さないようにしてくださいよ」
ガリクソンがアキラに念を押す。
そして30分ほど移動して、やっと列車が出せるような所まで来た。
ガリクソンたちとはここで別れる。
魔獣玉のモンスターを契約通り、きちんと配置してから帰るのだ。
「すまん、助かった」
着ぐるみを脱いだアキラがガリクソンに礼を言う。
「息子さんをきっちり救って来いよ!」
ビシッ!
「まかせろ!」
ムキイ!
30分も着ぐるみに一緒に入って暑さでのぼせたシュリナとマーシャはもう筋肉会話に突っ込む気力もない。
そして熱男筋肉列車は静かに出発した。
目指すは2層への門だ。
お読みいただきありがとうございました。
次回の更新は11月22日金曜日18時の予定です。