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オチ
友達が理彩だった!
「さっちゃん、ごめんなさい。」 背中を押すとそう言った。
「しろちゃん、私もごめんなさい。」
理彩も謝る。
ヒュン
俺は静かに帰った。
あっ!初恋の件忘れてた!
「私とその子はそれから友達。
見て、この子。」
写真の短髪眼鏡を示す。
「それ…お前だろ?」
「この子がしろちゃん!
私はこれ!」
指差したのは隣の長髪裸眼。
「さっちゃん…は?」
「私の昔の渾名、何で知ってるの?」
つまり………俺が仲直りするように背中を押したあの子ども………あれが何か?理彩か?
初恋相手、俺かぁぁぁぁぁぁ!!!!
ということでした。
感想や評価、お待ちしています。
なろうラジオ大賞応募62作目。ここまで来るとなんだか真理の扉が見えてきました。