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給食のおばちゃんが、異世界でお弁当屋を始めたよ?

作者:哩月
 二〇一八年三月十日午後十五時三十分。
 吾妻市をM5の地震が襲った。
 当時、居間で夫と愛犬虎徹の二人と一匹で三時のおやつ·きんつばを食べていた妙は、揺れ始めて固まった修と虎徹を抱え台所のダイニングテーブルに隠れた直後、上下に激しく揺れた。
「お、収まったの?」
「わ、わかんね」
 あまりの揺れに腰を抜かした妙は、吠え立てる虎徹が自分の手から抜けるのを感じ、顔を上げ言葉を失った。
「あんた···ここ···どこ?」
 妙の言葉に夫·修も顔を上げるも、また自分が見ているものがわからなく、小さな二つの目をぱちくりさせた。
 それもそうだろう。いま、妙や修が見ているのは、大きな化物を代わる代わるやっつけている数人の男女だったのだから。
「どうして?」
「家、は?」
 ふたり抱き合う周りを虎徹だけが、自由に動き回っていた。
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