スライムさん私…初めてなの
エタらないようにしたいなあ
「ッガアアアアアァァ!?」
はい!どうも、こんにちは、もしくはおはようかな?俺は今異世界のダンジョンでスライムに腕を切り飛ばされました。HAHA☆マジ笑える。左腕さんカムバックキャンペーンとかやってませんか?やってないですかそうですか。切断面から血がピュッピュ♥してますよー。いっやん、死んじゃうわん!
「このクソスライムがァ!ちょっと意識が変になったじゃねーか、ふざけんなァ!」
いくら俺がネタを挟みすぎると言われた男であっても酷い。当の本人たるスライムさんプルプルと震えてらっしゃいます。
どうすればいい、スライムは不定形の粘性生物で物理的なダメージを与えることが難しい。魔法か魔力を帯びた攻撃でないと攻撃したところで意味がないのだ。
「そんな攻撃できないんですけどねえ!」
そんな訳で回れ右走って逃げましょう!
逃げてみたものの、意外な高速移動をするスライムに体当たりされ腕がないために起き上がりに時間がかかっている間にスライムに纏わりつかれた。俺は失血のため意識朦朧としてきている頭で考えた。どうしてこんなことになったのだろう?あっ走馬燈さんチッスもうちょっと待ってねー、あと一言だけ言わせて。
「僕はもう疲れたよパトラッ…モガ!!」
オウ!!スライムさん口腔侵入だなんて大胆ね!あ…もう意識が…な……て
走馬燈さんがログインしました。
今後もよろしくしてくれるとうれしいです
次回は来週中にはしたい