第1章1 えっと...ここどこですか?
「お前には、悪いが俺のために死んでもらう」
男の周りに灰色の影が渦巻いている
昔テレビで見たハリケーンのようだな
って そんなこと思い出している暇はねえ
どうする どうする...
「 これで終わりだ」
目前に迫る圧倒的暴力になすすべもなく
ただ立ち尽くすことしかできない
その瞬間目の前が暗くなった
ー翌日ー
ふああ〜
今何時だ? えっと時計 時計っと
あれ? こっ ここ どこだ?
見渡す限り続く荒廃した土地の真ん中に
引かれた布団と寝間着姿の俺...
どういう状況なんだ... うわっ口に砂が
とりあえず 起きて情報を整理しよう
それから何をするか決めよう
えっとまず所持品は
布団 寝間着 腕時計 あとiPodと読みかけのラノベ(エロマンガ先生)か
余計に何をすべきかわからなくなってきたな...
まず衣食住だ 服と食い物と住む場所の確保だな
よし やればいいことも分かったし
エロマンガ先生の続きをy
ガンッ 後頭部に走る痛み 痛っ 何が起こったんだ?
「だれだっ」辺りを見渡すものの (だれもいないのか?)
「うしろですよ」うわっ
足元に現れたのは
子供が手を抜いて書いたような...猫らしき生き物
「ご主人様 なんか失礼なこと考えてへんか?」
「ねっ猫が喋った」とは言わねーぜ
「猫が喋るのはありきたりすぎてつまらないな」
落書きのようなその顔が怪訝そうに顔を覗き込んでくる
「何をおっしゃっているんですか?」
「あっそうだ あの〜猫ちゃんここどこ」
「私めの名前は猫缶です ご主人様がおつけになられたんですよ?」




