くノ一少女・真琴
朝日杯で敗れたブリブリレジェンドが厩舎に戻ると、中田調教師がキレていた。
中田調教師「お前なんで負けただよ!!!!!」
横村厩務員「落ち着いてください。ブリブリレジェンドは次走スプリングステークスです」
中田調教師「何だと!?スプリングステークスというと、クラシック三冠の最初のレースである皐月賞の前哨戦であるあのスプリングステークスか!?」
横村厩務員「はい。次の相手はザコばかりですし、勝てますよきっと」
騎手の中曽根は海へ昇進旅行に出かけた。
中田に怒られた彼は傷付いていて、厩舎とかにいたらイヤミを言われると思ってたので有給をとっていた。有給をとるときもイヤミを言われたのでムカつく。
なぜなら所有しているクルーザーに乗って海を旅していた中曽根だ。
中曽根「ブリブリが負けたのは俺のせいかもしれないが…怒ることないだろ中田サン…
しかし海は広いな…広い海を見ていると朝日杯のことなんかどうでもよくなってくる…
…そうか。世界は広いんだ。何も国内にこだわる必要なんてない。
ブリブリの器ならイギリスのダービーだって勝てる。次走はイギリスダービーだ!」
そして波に襲われてクルーザーが揺れた。中曽根は落ちて意識不明の重体になった。
横村「中曽根が入院したそうですね」
中田「ああ。次の騎手はマイケルでいく。マイケルは朝日杯を勝っているいい騎手だ」
横村「ところでスプリングステークスのメンバーはどうなってますか」
中田「えーと、シンザン記念勝ちのスモーキングダムに、朝日杯2着のドラゴンランドリー…大した相手じゃないな
うん、こんな相手に負けるブリブリじゃないよ。いい加減にしてくれ!」
スプリングステークスの日がやってきたが、そこにブリブリの名前はなかった。
賞金不足で出られなかったのだ。なんてことだ!中田は激怒して競馬界に殴りこみをかけた。
中田「おい!陰謀か!?」
競馬界の人「ブリブリレジェンドは新馬戦勝っただけですからね。賞金が足りないからしょうがないんです」
中田「陰謀だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スプリングステークスはドラゴンランドリーが勝利し、中田は厩舎をたたむ決意をした。