表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/16

もう一人のダービージョッキー

中田調教師は筋肉がついてきたが「このままでは奴らに勝てない。山にこもるしかない」と妥協を許さなかった。

山にはヒグマがいたが、中田はそんなことは気にせず北海道へ飛んだ。

中田「ヒグマはどこだ!」しかしヒグマは現れなかったし、中田もそう思っていた。


それが午後2時くらいのことだったんだが、午後3時くらいの突如ヒグマの群れが中田を襲った。

中田ああああああ「」




気が付くと中田は森の中にいた。

中田「そうか、俺はヒグマに冬眠用のエサにされそうになっているんだな」

全てを悟った中田はすぐに逃げ出した。そして思い出した。

あの日の興奮を。ブリブリレジェンドを。横村を。アケミを。そして曽根崎を…。


横村「あ、もどりましたか遅かったですね。レース始まっちゃいますよ」

中田調教師「おお、そうかあ」


テビレ中継で見てた中田と横村。

その日のレースはブリブリ2戦目の福島2歳ステークス。


ブリブリレジェンドは3着に終わった。しかし上がり3ハロンは曽根崎のムチに応えて最速の35秒1を叩き出していた。

福島競馬場のスタンドのお客さんもあまりにレベルの違う走りにスタンディングオベーションで応えた。


中田調教師「ブリブリは走る!」確かな手ごたえを感じたのは中田だけではなかった。

曽根崎「世界レコード出した馬と良い勝負してもおかしくないと思っていましたが、それが今日確信に変わりました」

勝ち馬(ブリジストンとかそんな名前)の調教師「勝つには勝ったが、実質負けですね。やっぱりブリブリは強すぎる…これじゃどうしようもない、うちの馬は引退させます」



今年の2歳チャンピオン決定戦、朝日杯フューチュリティステークスの日が迫ってきた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ