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カプリース〜奇想曲〜

彼女は目を覚ましたことには覚ましたのだが、どうやら焦点が定まっているようには見えなかった。


違うものを眺めていると言ったら分かりやすいだろうか?


こちらに、気がついていないようにも見えた。


つい、俺はこの時この女の子をまじまじとみてしまった。

おれの、好みであることも否定は出来ないのだがそれ以外にも理由はあった。


まず外見からして少なくともこんな子は見たことがなかったからだ。


目は深い蒼い色で、深い深海に引き込まれる様な感覚がした。


髪は白色に見えるが、透明な細い糸に光を走らせた様な、それ自身が細い光の様な不思議な感じだった。


そして何より、特殊だったのは背中に生えているものだ。

鳥のはねのようだったが、肉が全て削がれたみたいな感じで、骨だけが伸びているように見える。

一瞬、見間違いだろうかと思ったが、それは確かに背中から生えていた。


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