第六話 神界に…
今回は短めです。
その代わり次は長くなるかもしれません。
初めましてじゃない?この姿だと初めまして?誰なんだこの人。
俺は謎の女性に戸惑っていた。
「あの~どちら様ですか?」
「あ、ごめんごめん挨拶がまだだったね。でも君はこの姿のことは知ってると思うよ。
それに僕とも別の姿で会ったこともあるし」
「あ、まさか」
「やっと気づいてくれたかな。僕の名前はノアフィリアーナ。時の大精霊をやってるよ」
やっぱりか。
本で見たことあったしさっき教会でその話をしたばっかりだけど
うん、見て分からなくても怒られないね
だって似てなさすぎるんだもん
ってこんなこと考えてる場合じゃなかった。
「あの~大精霊様が俺に何の用でしょうか」
「クスクス、無理に敬語使わなくていいよ」
「いやさすがに大精霊様に向かって普通にっていうのは...それに俺なんで笑われてるんですか」
「いやいや君敬語使ってるようだけど結構タメ語になってるよ」
マジか、俺は結構敬語使うのがうまいと思っていたんだがな
「すみません」
「いや別にいいんだよ。てか僕も普通に話してくれると嬉しいな
僕こんな役職してるとあんまり普通にしゃべってくれる人が少なくって
だから僕のことは気軽にノフィって呼んで!」
「大精霊って役職なのか?はぁ、まあ聞かないほうがいいな
分かったよノフィ。これでいいか?」
「うんこれからもそれでお願いね」
この大精霊と話してるとなんか疲れるな。
いろいろ突っ込みたいところもあるが今はそんなことよりも
「なんで俺が大精霊であるノフィと話してるんだ?
それに俺教会にいたと思うんだけど」
「うんほんとは教会にいるよ。だけど魂だけこっちに呼んでるんだ」
「そうなんだ」
「案外素直に受け止めたね」
なんとなくそんな感じはしていた。
まあ俺も疑問は残るがそれよりもまだ大切なことが聞けてない。
「それでここに呼んだ理由は?」
「あぁ、まだ教えてなかったね。えーっと簡単に言えば初めから君に興味があったから観察してたからかな」
「観察?」
観察とはどういうことなのだろうか
「うん、君が生まれたときに偶然見つけてそれから定期的に」
「あ、まさかあの光の玉?」
「そうだよ!」
「なるほどじゃあもうすぐ会えるよっていうのはこういう意味だったんだ」
なるほど何なのかわからなかったあの光の玉はノフィだったのか
「そうだよ、それで君を観察してて気に入ったんだ。それで観察を続けてたらほかの子たちも興味を持って紹介してくれって言うから君を呼んだんだ」
「他の子?」
「あ、みんなを待たせてるんだった!ちょっと急いでいこうか」
そういうと俺たちは別の場所に移動し始めた。
「どこに行ってるんだ?」
「うーんと、どっか?」
「大丈夫なのか?」
「うん大丈夫だよ、ここ一本道だし」
「まあ確かに道は一本しかないけど...」
「着いたよ」
着いた先には…
酒を飲みかわす神と大精霊たちがいました。
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