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第四十一話 堕天使との遭遇

あけましておめでとうございます

この二日間忙しくてなかなか更新できませんでした


また本日から頑張っていきたいと思います

本年からもルイト一同よろしくお願いします

精霊の祠に着いたがそこにはなぜか魔物が多くいた

見た感じではおよそ300匹はいる


「なぁノフィ普段もこんな感じなのか?」

俺がそう聞くと


「違うよ

普通の魔物はここまで入ってこれないはずなんだ」


そういうとノフィが魔法を放って魔物を倒していく

しかし、ここは狭いためかなかなか上位魔法を放つことができずにいる


リフィスヤほかの執事たちも協力して魔物を倒していく

すると向こう側でも魔法を放っているのが見えた


「リフィス、向こうで誰かが戦っている」

俺がそういうと

「わかってる

多分あれはここに住んでる精霊たちだ」


そういうと俺たちは精霊たちのいる方へ進んでいく

俺も魔法と剣を使って近くの魔物を倒していく


そうして進んでいくとそこには炎を纏う精霊と水を纏う精霊が集まっていた

その中にマイラスとアクアリーナがいた


すると向こうも気づいたみたいで

マイラスが

「あ、ノフィもう着いたんだ

ルイト君も久しぶり」


そう挨拶してくれた



アクアリーナは全体の指揮をしているらしくこちらには一礼しただけだった

俺たちはとりあえず魔物たちを殲滅することを最優先として魔物の殲滅を再開した


そして

残りが100匹ほどになると


ドカ〜ン


爆発音がした

そして


「へぇ、なかなか骨があるじゃないか」

周りの魔物たちを統べてこちらに向かってきている天使?みたいなのがきた


「なあリフィスあれどう考えても天使だよな」

俺はこの世界に来て天使という存在は辞書の中で見たことがあった

普段は神の手下としてこの世界の中で働いている


姿はおそらく天使と言ったらこれだろというような姿だ

天使の中にも序列(天使の中ではヒエラルキアやヒエラルキーなどと呼ばれる)もあり


第一位 熾天使

第二位 智天使

第三位 座天使

第四位 主天使

第五位 力天使

第六位 能天使

第七位 権天使

第八位 大天使

第九位 天使


となっている

第一位である熾天使が最もえらく第九位が最も下っ端である

ちなみに地位とともに能力、知力も上がる

基本は年齢とともに地位も上がるため一部例外もあるが熾天使などは何万年などの長い年月を生きているものも多い


しかし、地上に出てくるのは第九位の天使だけがほとんどで第六位以上になると出てくることはほぼありえない



ちなみに今回出てきた個体は外見は天使とは似ていないが威圧は天使のものであるため俺は天使であると判断した


するとリフィスは俺の問いに

「そうだねあれは天使だよ

でも正確に言えば堕天使だ」

そう答えた


どうやら天使が地位をはく奪されたものを堕天使というらしい

剥奪されるのにはいくつか理由があるらしいが今回のは主人である神が堕ちて邪神になったためだそうだ

これも邪神の復活が近いせいらしい


「今回はただの天使か」

リフィスは今回の堕天使のヒエラルキア(天使の序列)は天使だと断定し

そのうえで

「ルイトいい練習だ

あれを倒してみてよ」

そういった


ノフィは反対していたが

「あれぐらい倒せないとだめでしょ

ルイトならできるよ」


そうリフィスがまとめたため俺は何も言えなくなった

そして俺が堕天使の前に進むと

「ほうお前のような雑魚が俺の相手か

せめてそこら辺にいる大精霊あたりがよかったが


フンまあいいだろう相手をしてやる」


そんなことを言っていた

俺はとりあえず気にしないことにして

「身体強化」

身体強化魔法を使った


そして

「アイスランス」

「エアーカッター」

同時に二つの魔法を使った


「ほう、二つの魔法を同時に放つとは人間のくせになかなかやるではないか」

そういって

「ファイアーアロー」

炎の中級魔法で俺の魔法をふたつとも打ち消した


俺はそれを読んでいたため

「ロングソード」

以前近衛騎士団の決闘の際に使用したロングソードを放った


堕天使は剣の間合いではないと判断したのか

「フンそんなところで振ってどうなる」

そういっていたが


「ブン!」

俺が剣を振ると


「バシュッ」


音を立てて羽が切れ


「ドスン!」

地面に落ちた


すると

「なぜだ絶対に間合いの外だったのに


魔法?

いやそんなことはない…」

そうぶつぶつつぶやいていた


そして俺が近づくと

「やめろやめてくれ」

そういって後ろに下がっていく


俺は少しためらったが

「ルイトしっかりととどめを刺さないと」

そういいながらリフィスが隣に来た


「天使は時間がたつと傷が治るんだ

だからどんなに瀕死の状態でもしっかりととどめを刺さないと後でまた同じことになる


堕天使でもそれは一緒だよ」

そういった


俺は覚悟を決めると

炎の上級魔法フルフレイムを放った


堕天使は塵も残らずに消えた


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