第四十話 いざ精霊の祠へ
俺たちはギルドでの手続きを終えると屋敷に戻り早速準備を始めた
主に必要なものはほとんどリフィスたちが持っているがそれ以外で洋服などは自分で持っていかなければいけない
俺はアイテムボックスがあるのでとりあえず必要だと思ったものは入れていった
「ルイト準備は終わったかい?」
俺が準備を終えたころにリフィスは来た
「あぁ終わったよ」
俺がそういうと
「じゃあいこうか」
そういって馬車に乗り込んだ
馬車にはすでにノフィが乗っていた
「あ、ルイト君
早かったね
もう少し準備にかかると思ってたけど」
「うん、アイテムボックスがあるから必要そうなもの全部入れてきた」
そういうと
「そうだね
それなら安心だね」
そういってみんなで出発した
今回は護衛はリフィスたちがしてくれている
どうやら精霊の祠は馬車で3日ほどかかるらしい
3日後
俺たちは精霊の祠に来ている
そこは周りが木々におおわれておりものすごく魔力が濃い
そしてさらに進んでいくと
洞窟がありその前に建物が建っている
どうやらその建物で申請した人しか入れないようになるらしい
俺たちが進んでいくと周りの人はざわついていた
俺はこの反応になれたので気にせずまっすぐ進んでいく
そして受付でギルドカードを提示すると
ざわざわ
さらにざわめきが強くなった
まあこの歳でCランクなら驚くよな
しかし、受付の人は気にせずに作業をしてくれたのでスムーズに中に入れた
「それじゃあルイト君行こうか」
そういって俺は精霊の祠に入っていった
そこは周りにまれに光る鉱石のある洞窟だった
話を聞くとそれは金属がマナを吸ったときにできるものでそれを使うと魔剣が作れるらしい
「俺は急いで取ろうと思ったが
そこまでこれは質のいいものじゃない
別にとらなくていいさ」
リフィスがそういったので気にせづに前に進んだ
「なぁノフィさっきからぐねぐねした道を行ってるけどこれ本当にあっているの?」
あまりにもおかしな道を通ろうとするので俺はつい聞いてしまった
すると
「うん大丈夫
この道で会っているよ」
そう自信満々にノフィは返した
俺は心配だったがノフィについていった
そして歩いて1時間ぐらいすると
「...」
俺の目の前にはものすごく広い空間が広がっていた
「ルイト君ついたよ
ここが目的地の精霊の間だよ」
そういった
確かに俺の目の前にはものすごく広い空間が広がっているため精霊の間であるんだろう
しかし、普通は何日もかかるといわれているところにこんな短時間でついてしまうのはものすごい罪悪感であった
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もしも
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