表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
61/62

第59話「平和の訪れ」

「恵・・・!!」


俺達は空間移動に成功していた。

恵はいつものように抱き着いてきたが、今回は振り払うことはしない。隣に佐渡さんがいることも忘れて、抱き返した。


「省汰くん、怖かったね。もう大丈夫。」


「恵、俺・・・。」


「はいはい、離れた離れた。」


爽馬に引き剥がされてやっと現実に戻った。

み、みんなに見られていた・・恥ずかしすぎる・・・。

佐渡さんの顔も真っ赤だ。


「・・・忘れてくれ。」


「事情によるかな。彼女、佐渡さんだよね?」


琢磨が警戒しながら聞いてきた。


「彼女は今回の被害者なんだ。そもそも闇能力者じゃなかった。」


「そうか、じゃあやっぱり野乃崎さんが犯人なんだな。」


意外と簡単に納得したかと思うと、佐渡さんに向かって謝罪をした。


「ごめん、省汰から聞いたかもしれないけど、俺達は君を疑っていた。Aクラス代表として謝るよ。」


「・・疑われてたのは正直ショックだけど、それだけ私が自信なさそうだったのかも。今度はあなた達に疑われないような、陰湿なことするわけ無い自信を持ったアイドルになる!彩夏ちゃんの片手間でいいから見てて。」


そう言うと小走りで走っていった。佐渡さんは強いな。

これからは佐渡さんのこともそっと推そう。


その後のことは西田先生から色々と聞いた。

野乃崎さんは闇空間から引っ張り出せたらしい。本人のメンタル問題もあるし、今回の件が響いて、野乃崎さんはアイドルオーディションを中断するそうだ。

悪いことの後はいいこともあって、彩夏ちゃんのグループは自動的にメンバーが決まった。佐渡さんも入った5人グループらしい。


「かれんちゃんが体調不良で退場しちゃったから素直に喜べないけど、とりあえずオーディションが終わってよかった。」


「それも実力のうちよ。気持ちよくおめでとうって言うわよ!」


皆で相談して彩夏ちゃんには黙っておくことにした。俺の為にもアイドル活動に専念してもらいたいし。


こうしてやっと、いつも通りの日常に戻ることが出来た。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ