第42話「VS笑」
「省汰、恵ちゃん、俺達もサポートする。」
「助かる!」
そういえば爽馬の能力は水属性だったな。助っ人って言ってたけどどんな使い方するんだ・・?っと、そんな事呑気に考えてる暇ないな。
次々に闇の空間が現れるから、油断すると取り込まれる。多分前よりスピードが遅いのは笑が抵抗して力を抑えているからだろう。いつまでもつか・・・。
「成長しろ、グロースフラワー!」
爽馬の掛け声と共に巨大な花が大量に現れた。これが爽馬と彩夏ちゃんの技・・凄い・・・。
「二人ともその花に乗ったほうが有利だ、早く。」
「あぁ・・・。」
その途端、横から闇の空間が現れた。まずい、飲み込まれる・・・!
「炎よ、消し去れ。」
何処からか火が飛んできて空間が消えた。これは琢磨の力か・・双子揃って最強だな。
「琢磨、ありがとな。助かった。」
「火と闇は相性が悪いんだ。俺と恵ちゃんが中心に攻撃するから、省汰はサポートに徹してくれ。」
「分かった。」
「私はあの闇に向かってひたすら爆弾を撃つってことね。」
俺にはサポートしか出来ない、二人の体力が底を尽きる前に笑を正気に戻さないとな。とりあえず笑の時間を止めて、何とか抑え込む。
「彩夏ちゃん、この花を出したまま蔦を出せる?」
「多分出来る!やってみるね!」
彩夏ちゃんの蔦が俺の方まで伸びてきた。よし、これなら行ける。
俺は花から斜め方向に落下したが、次の瞬間闇の空間が大量に現れた。
「やば・・・!」
次の瞬間俺の体は水に持ち上げられた。
「ま、間に合った。省汰、無茶するなら俺の能力も使えって!」
「爽馬、ナイス!ありがとな!」
このまま笑の時間だけを止める。
「時間停止!」
数秒だけ笑の時間を止めて、その間に蔦で縛り付けた。
笑はそのまま気を失った。
な、何とかなった・・・。




