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第10話「作戦会議」
俺は気が重い中、恵と作戦会議をすることにした。
「いいか、お前は他校だったから知らないかもしれないけど、あいつらは闇属性でこの学校最強の息が合った名コンビだ。正直今日の明日で組んだ俺達とは理由が違う。」
「それは知ってる。私の学校でも有名な話だし。でも私、強くて最強だから大丈夫。」
他校はこんな馬鹿なやつがトップで大丈夫だったのか?自尊心が強すぎて羨ましい・・・。
「お前の能力は確かにすごい、それは笑達も知っている。でも考えが足りなくて、直球勝負しか出来ないのがお前の弱みだ。」
そう言うと少し膨れてみせた。
相変わらず顔面偏差値の暴力・・・。
「直してくれとは言わない。無理に工夫するより直球勝負の方が慣れてる分強いだろ。」
俺がそう言うとあからさまに表情が明るくなった。
「俺がサポートする。サポートの仕方だけ相談しよう。」