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十人十色の個性

ログインと同時に肉体との感覚がなくなり、精神が解離していく。最後に映ったのは演技を感じさせないロリ天使の愛おしそうに笑った。


解離した精神は徐々に意識を取り戻していく。


新たな身体と精神が繋がり、肉体の感覚が戻ってくる。


感覚が戻れば意識が覚醒する。


「ここは…?」


先程までベッドにいたのだが、とそこまでを思い出して、この状況を理解した。


「ここが彼女が言っていた世界か…」


「よくいらっしゃいました。私はこの世界の管理者の一柱のアルファアスと申します。以後お見知りおきを」


現れたのはロリ天使を大人にして大きくした巨乳美女天使だ。


「この世界で生きていくには三つの選択肢がございます。一つは…」


アルファアスが説明する前に答えは出ているため、全てをいう前に言葉を被せた。


「『国主』で」


「では、十人の忠臣を選んでもらいます。選択肢としましては統一種族とランダム種族がありますが、如何致しますか?」


統一性は協調性があっていいが、求めるのは個人の力とそれぞれの特有の力。


「ランダム種族で」


「では、こちらのくじを引いてください」


アルファアスが持ち出したのは幾つもの玉が入っている玉だ。まず一つ目ということで引いてみると。


小聖鬼族(ゴブリン)

名前:【名無し】

メインジョブ:【なし】

サブジョブ:【なし】

地位:次期小鬼長、小鬼の中の鬼

統率力:G 鬼衆:3

武力《3》魔力《1》気力《1》

耐力《2》速力《2》技力《1》

スキル:【統率Lv1】【言語学Lv1】【スキル枠1】


「おめでとうございます。ゴブリンの中でも上から数えた方がいいほどの能力ですね。すでに子分もいる珍しい個体です」


聖骸族(スケルトン)

名前:【名無し】

メインジョブ:【なし】

サブジョブ:【なし】

地位:元神聖騎士、

統率力:G 聖霊:1

武力《2》魔力《3》気力《1》

耐力《1》速力《1》技力《2》

スキル:【統率Lv1】【言語学Lv1】【スキル枠1】


「おめでとうございます。元神聖騎士のスケルトンですね。このスケルトンは魔物と人の間に位置します。大国の幾つかは亜人として扱っています」


《獣人族》

名前:【名無し】

メインジョブ:【なし】

サブジョブ:【なし】

地位:逃げ兎、脱兎

統率力:G 

武力《1》魔力《1》気力《1》

耐力《1》速力《4》技力《2》

スキル:【統率Lv1】【言語学Lv1】【スキル枠1】


「おめでとうございます。兎の獣人族は素早い動きと直感で敵への探知力の高く、ある国では暗殺者として育てられるところもあります」


《人族》

名前:【名無し】

メインジョブ:【なし】

サブジョブ:【なし】

地位:農夫、採取好き

統率力:G 

武力《2》魔力《1》気力《1》

耐力《2》速力《1》技力《3》

スキル:【統率Lv1】【言語学Lv1】【スキル枠1】


「おめでとうございます。この人族はある村で働いていた農夫です。あまりに農業ばかりに目がいってしまい、嫁と娘に逃げられた愚かな人です」


《蜥蜴人族》

名前:【名無し】

メインジョブ:【なし】

サブジョブ:【なし】

地位:孤独の戦士、鍛冶士

統率力:G 

武力《3》魔力《1》気力《1》

耐力《3》速力《1》技力《1》

スキル:【統率Lv1】【言語学Lv1】【スキル枠1】


「おめでとうございます。蜥蜴人族は沼地や湖を住み処とする水場の支配者とも呼べる種族です」


《人族》

名前:【名無し】

メインジョブ:【なし】

サブジョブ:【なし】

地位:木こり戦士、木こりの達人

統率力:G 

武力《4》魔力《1》気力《1》

耐力《1》速力《1》技力《1》

スキル:【統率Lv1】【言語学Lv1】【スキル枠1】


「おめでとうございます。この方は木こりに一生を注いだ木こりです。あまりにも木こりに集中するあまり嫁に三回逃げられた先程の農夫のお兄さんです」


《魚人族》

名前:【名無し】

メインジョブ:【なし】

サブジョブ:【なし】

地位:双銛使い、釣り好き

統率力:G 魔鯨:1

武力《2》魔力《1》気力《1》

耐力《2》速力《3》技力《1》

スキル:【統率Lv1】【言語学Lv1】【スキル枠1】


「おめでとうございます。銛突きの達人の魚人族です。相棒の魔鯨の全長は10mありますが、まだまだ子供なので食べ盛りですちなみに空を飛ぶこともできます」


《人族》

名前:【名無し】

メインジョブ:【なし】

サブジョブ:【なし】

地位:元冒険者、採取好き

統率力:G 

武力《2》魔力《2》気力《1》

耐力《2》速力《1》技力《2》

スキル:【統率Lv1】【言語学Lv1】【スキル枠1】


「おめでとうございます。元冒険者の人族です。特技は採取です。あまりにも戦闘センスがなさすぎたため、採取ばかりして人生をおくりました」


《魔人族》

名前:【名無し】

メインジョブ:【なし】

サブジョブ:【なし】

地位:魔獣使い、動物好き

統率力:G 魔獣:2

武力《1》魔力《3》気力《2》

耐力《2》速力《1》技力《1》

スキル:【統率Lv1】【言語学Lv1】【スキル枠1】


「おめでとうございます。この魔人族はワイルドコッコの番の魔獣を飼っています。個人的には麦わら帽子が似合う印象がありますね」


犬人族(コボルト)

名前:【名無し】

メインジョブ:【なし】

サブジョブ:【なし】

地位:番犬

統率力:G 群れ:4

武力《2》魔力《1》気力《1》

耐力《1》速力《3》技力《2》

スキル:【統率Lv1】【言語学Lv1】【スキル枠1】


「おめでとうございます。コボルトの中でも中間に位置する実力を持ちます。住み処を守ることに長けた番犬さんです」

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