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リーシャ(メイド)視点

ドンっ

!?アリー様の部屋から音が…どうしよう、何かあったら。もし怪我でもしていたら…誰かに攫われていたら…

そう思って全力疾走でアリー様の部屋まで行ってしまった。

「アリー様大きな音がしましたが大丈夫ですか?」

見たところ怪我はしていなさそうだ。でも、返事がない。何か考えている?

そんなアリー様も美しい。尊い

「アリー様?」

「ごめんなさい。大丈夫よ。ありがとう。」

アリー様は私たち使用人にも丁寧な言葉で話してくださる。とても優しい。尊い。

今日は何か考え事をしているようだが大丈夫だろうか。何か悩んでいるのであれば全ていってほしい。悩みの元を壊滅してきます。


あ、明日のお茶会のことを詳細は言わず伝えろって言われていたのだった。

「アリー様、明日はシーナ様主催のお茶会があります。」

「分かったわ」

やはり、あまり元気がない。何を考えていらっしゃるのだろう。心配だ。

明日のお茶会は使用人がそばにいられないのだ。その間に変態どもがアリー様に目をつけたらどうしよう。アリー様を見ただけで変態どもはみんな恋に落ちる。アリー様に微笑みかけていただけただけでバカどもはみんな自分だけに向けられたものだと思い込む。

そんな奴らにアリー様を見せたくないのに。できることなら一生この屋敷に閉じこもっていてほしい。これは、使用人全員の総意である。








お茶会が終わりアリー様と馬車に乗った。アリー様は少し具合が悪そうだった。どうしたのだろうか。

あのクソ王子たちに何かされたのだろうか。よし、旦那様に報告してすぐみんなで殺しに行こう。




旦那様に報告したが殺すのは止められてしまった。正確に言えば奥様に止められてしまった。

奥様はアリー様が望まない限りは一切結婚させないと言っていたがそれでも、心配だ。

アリー様は容姿も性格も美しい。それ以上。もう言葉では表せない。

そんなアリー様には一切何も困らず障害もなく生きてほしい。その為なら私たち使用人は命をかけて殲滅します。


私たちの美しい尊いアリー様♡

これからもよろしくおねがいします。

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