もしも生まれ変われるなら
僕は君のギターになりたい
途中まで、でもいいから
君の夢の手伝いがしたいんだ
理不尽な世界で息をする
酸素ボンベは人数分ないよ
毒されながらも僕らは唄う
死んだ木を掻き鳴らす
音楽は飾りじゃないんだよ
もしも来世があるのなら
君の行き先次第なんだ
拙い文字で手帳に歌詞を書いた
あのページを白黒の虹に載せて
もしも生まれ変われるなら
僕は君のギターになりたい
一夜限り、でもいいから
君の声を世界の隅っこまで…
理不尽な世界で歌が聴こえる
席には誰も座っていないよ
腐りかけながらも僕らは唄う
死んだ木が鳴り止まない
音楽は光なんかじゃないんだよ