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「ぴんぽーん」

 朝、チャイムが鳴った。




 いつもは、アイに起こされるところだけど、今日はなぜか目がさめたので、布団の中で本を読んでいた。

 そこに、突然の来客である。


 まあ、どうせ宅急便だろうと思い、おれは、ドアを開ける。


「やっほー、来ちゃった」

 そこにいたのは……。


 バイト仲間の女子大生、武田だった。

 バイト仲間の女子大生、武田だった。

 バイト仲間の女子大生、武田だった。


 大事なことなので、俺はこの事実を心で三回唱えた。

 これで、極楽浄土へと行ける。


「あれーどうしたの?」


 現実逃避をしていた俺に彼女は話しかけてきた。


「どうして、武田がここに……」

「昨日、連絡したじゃん。明日、遊びに行きますって。もしかして、気がつかなかったの?」

 そういえば、昨日の帰り、スマホが鳴ったような記憶が……。


 そして、部屋にはアイがいる。


 ここから導かれる結論はただひとつ。


「ちょっと、部屋の掃除してくるから、五分だけ待ってて」

 俺は、スマホへと走った。

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