狩猟神と知を得た獣

　時は西暦２０００年。インドの遺伝子交配企業、ヒール社が謎の生物の襲撃に遭う。それをきっかけに、国連はたびたび目撃される非常に攻撃的な異獣を駆除するため、異獣駆除国際法を定めた。
　それから十四年がたち、突如として大量発生した異獣。その異獣はそれまでのものとは格が違い、かなりの身体能力と生命力、知力を持っていた。